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みんなが気になっているであろう謎多き人物、Supremeさんにインタビューを行いました!

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99DIVINEは昨日LCQを突破しプレーオフ進出を確定させています。


ゼロからの再構築 - パシフィック王者99DIVINEが日本を選んだ理由

パイロットライセンスを持つ異色の選手兼CEO Supremeさんが語る、挑戦の全貌と日本eスポーツの未来

99DIVINE・Supremeさん プロフィール

99DIVINE
2024年設立のOverwatchプロチーム。パシフィック地域でStage 1優勝、Stage 2準優勝の実績を持ちながら、2025年7月に日本リージョンに移籍。現在は日本のOWCS Stage 3に参戦中。チーム名は「完璧(100)に到達するための無限の挑戦と可能性」を意味し、スローガン「Luce In Altis」(深い闇から高みへ進み、光を放つ)を掲げる。
Supreme(Sato Mitsutoshi)さん
1996年9月24日生まれ、28歳(もうすぐ29歳)。韓国生まれで日本とアメリカでも生活。UC IrvineでOverwatch選手として活動後、99DIVINEの代表として選手兼CEOを務める。パイロットライセンス保有という異色の経歴を持つ。現在のランクはGM2。

2025年7月、Overwatchシーンに衝撃が走った。2025シーズンのパシフィック地域Stage 1優勝、Stage 2準優勝という輝かしい実績を持つ99DIVINEが、突如として日本リージョンへの移籍を発表したのだ。

その決断の背景には、韓国生まれでアメリカの名門大学UC Irvineを卒業し、パイロットライセンスまで保有する異色の経歴を持つ代表・Supremeさんの哲学があった。

「『99DIVINE』という名前には、"完璧(100)に到達するための無限の挑戦と可能性"という意味が込められています。まだ100ではないけれど、その道のりで挑み続ける姿勢こそが私たちの哲学です」

彼が掲げるスローガン「Luce In Altis」は、「深い闇から高みへ進み、光を放つ」という信念を表している。その言葉通り、今まさに99DIVINEは新たな挑戦の真っ只中にいる。

第1章 3つの国を渡り歩いた20代まで - パイロットからプロゲーマーへの軌跡

多国籍な生い立ちが生んだ強み

「韓国で生まれ、日本とアメリカでも生活しました。幼少期の多くは韓国で過ごし、20代の大半はアメリカにいました」

Supremeさんの人生は、国境を越えた挑戦の連続だった。この多国籍な経験が、現在の多国籍チーム運営の大きな強みになっているという。

空への憧れ、そしてコロナ禍の転機

「もともとはパイロットを目指してUVU(Utah Valley University)で航空学を学んでいました。韓国と日本を行き来する中で飛行機を見る機会が多く、巨大な航空機を操縦するパイロットに憧れました」

しかし、2020年のコロナ禍が彼の人生を大きく変えることになる。

「コロナ禍で空港が閉鎖され、強制的に休学。その時にOverwatchプロとしてのキャリアをスタートしました」

UC Irvineへの特別入学 - 夢から現実へ

その後の展開は、Supremeさんの人生を大きく変えるものになった。

「選手としての実績と学業を評価され、アジア人(日本人)として初めてアスリート特別入学の機会を複数の大学から得ました。その中で、将来オーバーウォッチの開発者になりたいという思いもあり、Blizzard本社に近いUC Irvineを選び、コンピュータサイエンスを専攻しました」

UC Irvineは世界初の公立大学eスポーツプログラムを持つ名門校。しかし、そこでの生活は決して楽なものではなかった。

「コンピュータサイエンスは難易度が高く、最初は適応に苦労しました。大会と課題が重なる時期は睡眠をほとんど取れないこともありました。それでもリーダーとしてチームを率いながら、学業も維持するために徹底的に時間管理に取り組みました」

UC Irvine時代のSupremeさん(一番右)-esports.uci

パイロット訓練がeスポーツに与えた影響

「飛行訓練を通じて学んだ『冷静な判断と徹底した手順』は、今のeスポーツ運営や選手活動にも大きく役立っています。航空の世界で求められる冷静な判断力や手順を重視する姿勢は、試合の中での判断やチーム運営にそのまま活かされています」

現在もPrivate Pilot License(自家用操縦士免許)を保持するSupremeさん。しかし、高待遇が期待されるパイロットの道ではなく、eスポーツを選んだ理由は明確だった。

「パイロットとしての安定や待遇よりも、eスポーツで挑戦することに価値を感じています。自分が本当に情熱を注げるのはこの業界だと確信しています」

”Supreme(至高)”の名前に込めた責任

「幼少期から多くのゲームで1位や上位0.1%に入ってきました。Overwatchでも『最高を目指す』というシンプルな理由でこの名前を選びましたが、今はその名前に見合う責任を意識して活動しています」

第2章 勝者の決断 - なぜパシフィック王者が日本を選んだのか

実績への満足を拒んだ男

—Stage 1パシフィックチャンピオン、 Stage 2でも2位と「勝者の地位」にいたにも関わらず、日本に拠点を移した決断の背景を教えて下さい。

「私が日本人であることもあり、日本シーンで活動することは特別な意味があります。また、Stage 1優勝、Stage 2準優勝という実績に満足せず、新しい挑戦を選びました」

Stage 1パシフィックチャンピオン、Stage 2準優勝。客観的に見れば十分すぎる実績。しかし、Supremeさんは満足しなかった。

2025 ステージ1ではPAC優勝

ステージ2では惜しくも世界大会を逃すも2位という高順位-liquipedia

日本の独自性への期待と今後

「日本はOverwatchファンの情熱が強く、独自のeスポーツ文化があるため、より大きな変化を起こせると考えました」

彼の目指すものは、単なる勝利ではない。日本のeスポーツシーン全体の底上げだった。

Supremeさん流 競技エコシステム改革論
  • 選手育成 ルーキーが長期間練習しながら成長できる環境を提供
  • ファンとの絆 試合以外のコンテンツやイベントを通じて、より深く関わる機会を拡大
  • 運営面 国際経験を持つオーナーとして、新しい練習方法や文化を導入

「日本のシーンを、ただ数チームの強豪が競い合うだけの構造から、ファン・選手・運営が共に成長するエコシステムに変えていきたいと考えています。このプロセスを通じて、日本のOverwatchが地域シーンに留まらず、世界の舞台でも戦える持続可能な構造を築くことを目指しています」

現在の挑戦とルーキー育成

「99DIVINEの私以外の選手は全員ルーキーなので、基本的なコミュニケーションから一歩ずつ成長しています。多言語の選手が一つにまとまっていく過程そのものが、99DIVINEにとって大きな財産です。日々の練習の中で、徐々にチームの色が明確になっています」

第3章 現実と理想の狭間 - チーム運営の裏側

Stage 3ロスター構築の戦略

「Stage 3で最初に獲得した選手はICHIでした。アメリカにいた頃からの知り合いで、ご両親が日本人ということもあり、日本リーグへの関心がとても強い選手でした。その後、ICHIのヒーロープールやシナジーを発揮できる選手を探しました。重視したのは知名度ではなく、人間性と成長する意欲のあるルーキーでした」

多国籍チームの言語戦略

韓国人と日本人選手が混在するチームでのコミュニケーションは、どのように行われているのか。

「公式言語はありませんが、シンプルな英単語を多用しています。複雑な場面では私がリアルタイムで通訳をしています。ですが、最も重要なのは『短く正確なコール』です。そのため、ゲーム内で瞬時に理解できるように、共通のキーワードやフレーズを決めて活用しています」

資金調達の厳しい現実

—チーム運営の資金調達はどうしていますか?

「現在までの運営費の大半は私個人の資金で賄っています。小規模なスポンサーからの支援もありましたが、日本へ移ってからはほぼ自己資金です。正直、他のチームと比べれば最低レベルの環境ですが、それでも選手により良い環境を提供するため、スポンサー獲得やクラウドファンディングを積極的に進めています」

日本の強豪との力量差分析

「VARRELは長い時間をかけて築かれた組織力が強みです。EWCでも1勝を挙げ、力を証明しました。Pacific時代にスクリムをしていた頃よりも、今はさらに強くなったと感じます。VECは既にプロシーンでの経験も豊富で、日本リーグの優勝経験を持つタンクを擁するチームです。組織力はVARRELほどではないかもしれませんが、選手一人ひとりのパワーは非常に高いと思います」

特に印象に残っている選手として、KSG選手の名前を挙げた。

「時間が経つにつれどんどん上手くなり、『この選手はどこまで強くなるのだろう』という期待感を抱かせる存在です」

EWCでは世界でも輝きを見せたKSG選手-greenfly.media

第4章 プレイヤーに贈る実戦術 - 現役プロが教える上達の秘訣

現在のランクはGM2、ランクマッチもプレイするSupremeさんに、一般プレイヤー向けのアドバイスを聞いた。

最も効率的なランクアップ方法

—一般プレイヤーが最も効率的にランクを上げる方法は?

「他人のミスに気を取られず、自分のリプレイを徹底的に分析することです。『もっと良い選択肢はなかったか』『死なずに済む方法はなかったか』を常に振り返る習慣が、最も効率的に実力を伸ばします」

メンタル管理の現実

—ランク戦での緊張やイライラをどう克服すべきですか?また上達するためのマインドなどあれば教えて下さい

「正直、私自身もまだ完璧には克服できていません(笑)。深呼吸を何度もして水を飲むようにしています。マインド面では、失敗を『データ』として捉えることが大切です。Overwatchは『どれだけ多くの失敗データを蓄積できるか』の勝負だと思います」

プロでも完璧ではないという正直な回答がOWの奥深さを引き立てる。

学業との両立術

—学業とゲームの両立で最も重要なことは?

UC Irvineでコンピュータサイエンスを学びながらプロ活動を続けた経験から

「時間管理と優先順位の徹底です。私はまず勉強や課題を終わらせてから練習時間を確保しました。友人と遊ぶ時間を削り、学業とゲームに集中する覚悟が必要です」

プロレベルのコミュニケーション術

—即席チームでも活かせるプロレベルのコミュニケーション術は?

「短く正確に、そして優先順位を明確にすることです。特に新しいチームでは『誰のコールを優先するのか』を決めることが非常に重要です」

Supremeさん流デバイス選択論

Supremeさん使用デバイス
キーボード Logicool G610
マウス Logicool Superlight
ヘッドセット Logicool Pro

「最も大事なのはブランドではなく『自分の手に合うかどうか』です。長時間プレイしても無理のないデバイスを選ぶことをお勧めします」

プロゲーマーの現実的な収入

—プロゲーマーの「現実的な収入」について、夢を持つ若者に実情を教えてください

「Overwatchに限れば、VARRELやREJECT以外はまだ厳しい状況です。歴史の浅いチームが多く、スポンサー獲得が難しいのが現実です。だからこそ、選手自身が実力・ブランド・コンテンツの3つを磨くことが不可欠です」

第5章 日本eスポーツへの提言 - 世界を見た男の診断

日本シーンの現状評価

「ここ最近は才能のある選手が次々と出てきています。ただし、他のeスポーツタイトルに比べて環境が整っておらず、急成長できる基盤が不足しています。より多くのサポートが必要な状況だと感じています」

日本競技シーンの課題と優れている点

課題
「まず賞金があまりにも少ない点です。運営費には全く足りず、優勝できなければ選手が装備を買い替える程度の額しか残りません」

優れている点
「日本のファンの熱い忠誠心と関心の高さです。この文化的な強みは、他地域にはない日本ならではの特徴です」

世界各地域と日本の比較分析

—海外と比較して日本のeスポーツビジネスの特徴や課題はありますか?

Supremeさんの国際経験に基づく分析

地域別eスポーツ界の特徴

北米・欧州 資本規模が大きく、リーグ構造やスポンサーシップが整備されている

韓国・中国 プロ育成の仕組みが強固で、企業参入も活発

日本 ファンの忠誠心や独自の文化は強みだが、リーグや投資の仕組みが未整備で、賞金やサポート体制が不足している

アンダードッグとしての役割

—日本のeスポーツファンの反応や期待についてどう感じていますか?

「スポーツファンは常に『新しい風』を求めています。アンダードッグが強豪を倒す瞬間は、どのスポーツでも最も盛り上がる場面です。私たちがその役割を担えるよう、日々全力を尽くしています」

若手への助言:海外 vs 国内

—若い選手たちに「海外挑戦」を勧めますか、それとも国内での基盤作りを優先すべきでしょうか?

「状況によりますが、海外挑戦は得られる経験値が非常に大きいです。ただし、日本シーンを強くするためには国内での基盤作りも欠かせません。理想は、まず国内で土台を固め、その後海外に挑戦する二段構えです」

日本eスポーツ発展への提言

—海外経験豊富なSupremeさんから見て、日本のeスポーツ業界が世界レベルに到達するために必要なものは?

Supremeさんの回答

  • より高額で安定した賞金制度
  • 固定メンバーで最低1年間は継続的に練習できる仕組み
  • ファンと選手をつなぐストーリーテリングの強化

強いチームが現れても翌ステージにはメンバー入替というパターンが多い日本の競技シーンには少し耳の痛い話かもしれない。

第6章 プロから経営者へ - 多面的な挑戦の理由

転身のきっかけ

—プロゲーマーから経営者への転身はいつ頃から意識し始めましたか?

「UC Irvineでチームをリーダーとして率いる中で、運営の必要性と面白さを強く感じました。同時に、優れたスタッフたちに出会い、多くを学び、自分の未熟な部分を改善できた経験は非常に大きかったです」

その経験が、彼の哲学を形作った。

「その過程で『優れた指導者やスタッフの存在が、チームや選手にどれほど大きな影響を与えるか』を実感し、私自身もいつかそういう存在になりたいと強く思いました」

eスポーツの社会的価値への確信

「さらに、eスポーツそのものの魅力にも深く惹かれました。世の中には人に影響を与えられる職業は多くありませんが、eスポーツは挑戦する姿や努力の過程を通して、多くの人に勇気やインスピレーションを届けることができます」

特に、次世代への影響力に大きな意味を見出している。

「特に、若い選手に海外挑戦の勇気を与えたり、新しい世代に『諦めなければ道は開ける』と示すことができるのは、この仕事ならではの価値だと思います。だからこそ、私は自分の活動を通じて『善い影響力』を発揮し、挑戦する姿を見せ、誰かに夢や希望を与えられる存在になりたい
と考えました」

選手と経営者の二刀流

—現在の生活スタイルを教えて下さい。

—28歳という年齢でプロ選手と経営者を両立することの難しさや醍醐味は?

Supremeさんの1週間
  • スクリム 週7日
  • 運営業務 睡眠と練習時間以外のほとんど
  • コンテンツ活動 週2〜3日
  • 休息 音楽鑑賞や昼寝

現在の生活は想像を絶する多忙さだ。

「1日に2〜3回のスクリム、個人練習、それに加えてチーム運営を並行するのは大変で、個人の自由な時間はほとんどありません。しかし、選手としての視点と経営者としての視点を両方持てることは大きな強みです。好きな業界で挑戦し続けられること自体が、私にとっての醍醐味です。ちなみに9月24日が誕生日なので、もうすぐ29歳になります(笑)。」

チームにも年齢をイジられるSupremeさん

多角的事業展開

—現在経営/運営しているものは99D以外にもありますか?

「現在は99DIVINE(チーム)だけでなく、Divine Cup(大会)、そして『Luce In Altis』というストリートファッションブランドも運営しています。これらすべてを『9ND』という法人のもとで統合的に展開しています」

99DIVINEは単なるチーム以上の存在だ。

引退への考え方

—「選手引退のタイミング」について考えていることはありますか?

「朝から晩までOverwatchを練習しても、自分の実力が上がらない、もしくは維持できなくなったと感じた時が引退のタイミングだと思っています」

現実的でありながら、Supreme選手はまだまだ現役への意欲を燃やしている。

第7章 ファンと共に歩んだ道 - MFC時代の教訓

コンテンツの力を知った時期

「MFCの活動を通じて、日本のファンとの交流が大幅に増えました。その経験から学んだのは、ファンと一緒に作る体験がチームの成長につながるということです。成績や勝敗だけではなく、コンテンツやストーリーを通してファンと一体感を築くことが、現在の運営哲学にも生きています」

ta1yo、Romani、Froggerとの協働

人気配信者や海外選手との協働から得た貴重な経験について

「このコラボ(MFC)は、元々はRomaniの提案から始まりました。私は99DIVINEのリソース(コーチやスクリムパートナーなど)を提供する形で協働しました。MFC時代にta1yo、Romani、Froggerと活動して学んだのは、ファンは成績よりもコンテンツに熱狂するということです。1年以上経った今でも、MFCをきっかけに私を知り、応援してくださる方が多くいます」

知られざる裏話

「試合に出られなかった時期に、ta1yoが私の役割であるサブヒーラーを担当したことがありました。試合後に『なぜ君がRomaniが前に出るのをを止めていたのか分かった、君の苦労が分かった』と言われ、大笑いしたのを今でも覚えています」

仲の良い選手について

—大学時代の同僚であるRomani選手やLightt選手は仲良しだと思いますが、他にも仲の良いOWプレイヤーがいれば教えて下さい

「RomaniとはMFCで一緒に活動したこともあり、卒業後も多くの交流があります。Lighttは現在運営には関わっていませんが、99DIVINEを共に立ち上げた仲間として、今も良い関係を保っています。それ以外にも仲の良い選手は本当に多く、一人二人だけ挙げると他の選手に悪いので、ここで特定の名前を挙げるのは難しいですね。」

ファンとの絆を大切にする理由

—ファンとのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?

「大切にしているのは『正直さ』と『一貫性』です。完璧さよりも本物であること、誠実であることを最優先にしています」

第8章 未来への設計図 - 5年後、10年後の展望

日本eスポーツ市場への期待

「日本は世界でも有数のコンテンツ消費大国です。イベント、グッズ、配信などの分野は既に世界トップクラスであり、eスポーツ市場も大きな成長ポテンシャルを秘めています。特にファンの熱量や文化的な強みを考えると、今後の拡大余地は非常に大きいと感じています」

個人キャリアビジョン

—5年後、10年後のSupremeさんとしてのキャリアビジョンは?

Supremeさんの野望
  • 5年後 日本を代表するeスポーツチームを確立する
  • 10年後 ゲームが単なる娯楽ではなく、脳の発達や教育にも良い影響を与えることを研究し、業界に還元する

次世代へのアドバイス

—次世代のeスポーツ選手や経営者にアドバイスするとしたら?

「RPGゲームのように、目標を決め、その達成に必要な要素をリスト化して、一つひとつ『クエスト』をクリアする感覚で取り組んでほしいです。そうすれば自然と最高を目指せると思います」

日本での活動継続について

—来ステージも日本で出場する予定はありますか?

「はい、日本で活動を続ける予定です。日本のファンと一緒に歩むことは、私たちにとって大きな意味があります」

スポンサー企業への呼びかけ

—スポンサーを検討している企業に向けた一言をお願いします。

「99DIVINEは単なるチームではありません。日本と世界をつなぐ架け橋として、ルーキー育成や多国籍チーム運営を通じて、新しい物語と成長をファンに届けています。これにより、スポンサーの皆様には熱量の高いファン層へのリーチやグローバルな露出機会を提供できます」

「さらに私たちは、日本においてはまだ珍しい『ルーキー育成とファン参加型の運営』を本格的に実践するチームです。ゼロから積み上げた歴史と文化は、スポンサーの皆様にとっても共感を得やすいストーリーとなります」

「運営者であるSupremeは、選手・監督・経営のすべてを経験した、業界でも唯一無二のキャリアを持っています。だからこそ、スポンサーの皆様にはぜひこの挑戦に加わっていただきたいと考えています。99DIVINEは挑戦を止めません。共に未来を切り拓き、日本から世界へ、新しいeスポーツの物語を作り上げていきましょう」

99DIVINEは現在もスポンサー募集中。詳細はSupremeさんまで

※ ※ ※

エピローグ 光を求めて歩み続ける

「99DIVINEは、ファンの皆さんと共にゼロから作り上げてきたチームです。皆さんの応援が、私たちの力であり、未来を照らす光です。これからも挑戦を止めず、共に夢を実現していきましょう。最後まで一緒に歩んでください」

パシフィック王者の座を捨て、自己資金を投じてルーキーたちと共に新天地で挑戦する。一見無謀にも見えるこの決断の背景には、eスポーツというフィールドで「善い影響力」を発揮したいという強い信念があった。

韓国で生まれ、日本やアメリカで学び、空を飛ぶ資格を持ちながらもゲームの世界で戦い続ける男。Supreme Mitsutoshi Satoの物語は、まだ始まったばかり。

「Luce In Altis」—深い闇から高みへ進み、光を放つ。その光が、日本のeスポーツシーンを、そして次世代のプレイヤーたちの未来を照らす日は、そう遠くないのかもしれない。

99DIVINEの最新情報や試合結果は、公式SNSアカウントをチェック。クラウドファンディングも開催中、ドキュメンタリーも近日公開予定





99DIVINE Supreme インタビュー

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