開発者ブログが更新
本日公式の開発者ブログが更新されました。
簡単に内容をまとめると下記のとおりです。
・イラリーは強いけど強すぎないいいバランスでリリースできた
・イラリーは8月25日(水)にランクマッチ解禁
・イラリーのランク解禁時にはパイロンとULTにちょっとした調整を加えたうえでリリース予定
・フラッシュポイントは更にクオリティを高めたいので、モードに関する皆さんの意見を聞かせてほしい
・PvEの難易度レジェンダリーをクリアする配信者たちのチャレンジは見てて面白かった
・ヨーテボリとトロントのレジェンダリーをクリアできたプレイヤーはそれぞれ全体のわずか1.6%と0.7%となっている
・Steamのレビュー爆撃について、受けるのは気持ちのいいものと言えない
・2019年に発表した大規模なPvEモードがキャンセルされた不満のレビューが数多く寄せられてた
・レビューを書いた方たちの気持ちはよくわかるし、その内容を届けられなかったのも事実
・時間を戻せないのならゲームの質を高める努力をし続けることこそが今できる最善のアクション
・オーバーウォッチは面白いと思える要素を生み出し、改善を続ける
ディレクターの視点 – 「オーバーウォッチ 2: インベージョン」の先を見据えて
「オーバーウォッチ 2」史上最大規模のシーズン「インベージョン」がついに先週、リリースされました!
今回のシーズンは「オーバーウォッチ」開発チームのすべての部門が協力して作り上げたものだったので、皆さんと成果を共有できる日をチーム一同、心待ちにしていました。
早くも皆さんから、コアPvPの大規模な追加要素、新バトルパスやヌルセクターをモチーフとしたアイテムに関する素敵なフィードバックをいただいています。
今回はこれらの要素に加えて、ストーリー任務の第1章とCO-OPイベントもリリースしました。
コアなファンの方を含め、皆さんから「これまでで一番最高の状態」、「自分たちの意見が反映されていると感じられた」、「ファンの声の集大成」といった意見をたくさんいただけたので、とても嬉しかったです。
イラリーについて
このシーズンで公開された新ヒーロー「イラリー」についても、皆さんから好評をいただいています。
リリースの段階で強く、それでいて強すぎない性能を目指していたので、その目標は達成できたかと自負しています。
このイラリーの「強いけど、強すぎない」というバランスを達成できたのは、彼女のサポートというロールとそれにあわせたアビリティのおかげでもあります。
もし、イラリーが一撃必殺系のアビリティを持つダメージヒーローだったとしたら、バランスの調整にもっと慎重になっていたことでしょう。
イラリーは8月25日(水)に、ランクマッチでもプレイできるようになります(ヒーリング・パイロンとアルティメットあたりにちょっとした調整を加えたうえでリリースする予定です)。楽しみにしていてください。
フラッシュポイントについて
今回のシーズンから、新ゲーム・モード「フラッシュポイント」と新マップ2つが導入されました。
しかしながら、このモードが皆さんの話題に上ることは、イラリーを含む「インベージョン」のその他の要素に比べると少ないようです。
確かに、新ヒーローなどに目が向いてしまって、なかなかこのモードに注目できないというのも納得がいきますが…。
他のゲーム・モードと同様に、「フラッシュポイント」もできる限りクオリティを高めたいので、このゲーム・モードに関する皆さんの意見をぜひ聞かせてください。
皆さんから長所と短所を聞き、その意見を次に反映していくサイクルを、このモードにも反映できたら幸いです。
チームでは現在、「フラッシュポイント」をランクマッチに追加する時期についても検討しています。
バグや不正行為の余地をつぶし次第、ランクマッチにこのモードを追加する予定です。
PvEストーリーミッションについて
今回のシーズンの目玉は、もちろんストーリー任務の第1章です。
実際、シーズン6のその他の要素よりも多く、皆さんの話題に上っていました。
批判などの一部の意見に反省する一方、嬉しかったのは、難易度「LEGENDARY」のストーリー任務のプレイを配信している方がいたことです。
ほとんどのプレイヤーがクリアできないほど手強いこの難易度を、戦略やチーム編成に工夫をこらして撃破する様子は、見ていてとても楽しかったです。
もし、この記事を読んでいる方の中に「LEGENDARY」を制覇したコンテンツ・クリエイターさんがいらっしゃったら、ぜひ拍手を送りたいです。
この難易度でヨーテボリとトロントをクリアできたプレイヤーはそれぞれ、全体の1.6%と0.7%しかいないんです。
本当にスゴいものを見させてもらいました!
チームとしても「LEGENDARY」のプレイ配信から得られたものを、今後のCO-OPコンテンツの難易度調整やその他の要素に生かせたらと思っています。
Steamの低評価爆撃について
先週「オーバーウォッチ 2」をSteamでもリリースしました。
レビュー爆撃を受けるのは気持ちのいいものと言えません。
ですが、より多くの方にこのゲームに触れる機会を提供することが「オーバーウォッチ 2」における私たちの目標だったので、多くの「オーバーウォッチ 2」未体験の方がこれを機にプレイし始めたのは、実に嬉しいことです。
Steamの「オーバーウォッチ 2」のページには、2019年に発表した、現在のものよりも大規模なPvEモードがキャンセルされた点について不満を感じているレビューが数多く寄せられています。
こうしたレビューを書いた方たちの気持ちはよくわかります。
野心的なゲーム内容を発表したのも、そして、その内容を届けられなかったのも事実です。
しかし、時間を戻せないのなら、このゲームの内容を広げて、ゲームの質を高める努力をし続けることこそが、今できる最善のアクションであり、前に進む方法であると私たちは考えています。
新しいマップ、ヒーロー、ゲーム・モード、任務、ストーリー、イベント、素敵なカスタマイズ・アイテムや機能を通じてゲームを大きくし、進化させ、改善し続けること―。
そこに「オーバーウォッチ」の未来があります。
これからも、このゲームをプレイしている皆さんのために「だからオーバーウォッチは面白い」と思える要素を生み出し、改善し続けていけたらと思います。
「オーバーウォッチ」はユニークなゲームプレイと世界観を持ったゲームです。
ヒーロー達が力を合わせて任務を達成していく姿には、他のゲームにはない感動があります。
今後も、さまざまなコンテンツをご用意する予定です。楽しみに待っていてください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またゲームでお会いしましょう。