チート行為に手を染めた青年に突然の家宅捜索が。100万円超えの損害賠償を請求された件が話題に
時事ドットコムの取材でチート行為に手を染めたプレイヤーの末路がまとめられています。
「人狼ジャッジメント」というゲームでチート行為を繰り返した18歳の青年が、電子計算機損壊等業務妨害の罪で家裁送致。
運営企業から損害賠償を請求され、100万円を大きく超える額の支払いを命じられたとのこと。
青年は8歳の頃にチートの存在を知り、中学生のころからチート行為を繰り返し常習化。
人狼ジャッジメントでは他のユーザーへの嫌がらせや、アイテムの違法使用など3400件超の不正行為を行っていたところ、
突然自宅に訪れた警察官による家宅捜索でパソコンが押収され、少年法上の特定少年として家裁送致され厳重注意処分となったとのこと。
青年はその影響もあり高校には行かなくなり、大学進学も資金が足りず挫折、現在は21歳でフリーターとなっているようです。
オーバーウォッチのチートの現状
上記は別タイトルの例ですが、オーバーウォッチ2でも近年チートの報告が増加。
開発による8月の報告では、OW2のリリース以降チート行為が認められたアカウントを50万以上、チート行為を行うプレイヤーと意図的にグループを組んだと認められたアカウントを4万以上BANしていることが発表されていますが、
10月7日に公開された2024年8月のペナルティを受けたアカウントの数は28,366人となっており、今年の下半期にかけてチーターのBAN数も増加しております。
OW2のセキュリティシステム「ディフェンス・マトリックス」のアップデートは継続されていますが、特に高ランク帯でのチーターの報告は相次いでおり、チーターとのいたちごっこは続いている状況になっています。
チートダメ絶対
オンラインゲームでのチート行為は電子計算機損壊等業務妨害罪にあたり、
未遂の場合も含めて5年以下の懲役刑又は100万円以下の罰金刑が科される法律になっています。
上記で紹介した例の場合は犯行時点で未成年だったこともあり、少年法で保護されることになりましたが、成年済みであれば懲役刑となる可能性もある犯罪です。
チートについては「絶対に使用しない」「周りに使用者がいれば止める」「ゲーム内で発見したら必ず報告する」などの行動を徹底していきましょう。