最新OWストーリーが公開

本日開発者ブログが更新され、最新ストーリーが公開されています。

内容は下記のとおりです。

フィールド・レポート:天然バナジウム鉱

Minister Anya Al-Shahrani | 2024年11月15日


フィールド・レポート:天然バナジウム鉱

ペトラにおけるウェイファインダー・ソサエティの発掘現場で、未確認のバナジウム同位体とみられる小さな鉱脈が見つかった。

このような天然の同位体が安定状態で見つかるのも珍しいが、特筆すべき点はそれだけでない。

このバナジウム同位体は、他に類を見ないほどの強度を持ち、実験環境でしか見たことがない反応を示している。

現段階において、現場の資材を使った同位体の分離・抽出は極めて困難といえるだろう。

ウェイファインダーは遺物の発掘に集中していて、この同位体の位相変化などに興味を示さない。

だが、この物質の引き取りおよび研究利用の手筈は、オアシスの大臣たちがペトラ発掘現場責任者のハミッド・フェイサル博士と話をつけたので、すでに整っている。

この同位体の管理は、アル・シャハラニ大臣が紅海地溝帯の地震活動調査を終えるまでの間、同物質の保管を希望する遺伝学部門へと移される予定だ。

送信先:モイラ・オデオレイン

差出人:アーニャ・アル・シャハラニ

オデオレイン大臣

まず、例のバナジウム同位体の管理への柔軟かつ意欲的な協力に感謝します。

おかげさまで、地震活動調査は無事に完了しました。

大臣からいただいた同位体の基本分析と質量分析の結果には驚きの連続です。

この手で詳しく調べるのが待ちきれません。

そちらの広範な調査と、遺伝学者ならではのユニークな洞察のおかげで、オアシスが当初想定していた以上に、この物質の可能性が広がったと言えるでしょう。

ただ、あらためてになりますが、この同位体を当方に引き渡していただくよう強く要請します。

すでに我々の予定に数か月の遅れが出てしまっている以上、さらなる調査の引き延ばしは容認できません。

もちろん、この物質の用途に関するあなたの提案には目を見張るものがありますが、あの物質の研究は、本来であれば地質学の領域です。

どうか、再度ご検討いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

地質学担当大臣アーニャ・アル・シャハラニ

送信先:アーニャ・アル・シャハラニ

差出人:モイラ・オデオレイン

あのバナジウム同位体に対する君の見方は評価できるが、必要不可欠とは言えない。

すでに私のほうでは性質調査にとどまらず、臨床試験を進めている。

私の研究を制止するのは、大いなる目標の達成を自ら遠ざけるに等しい行為だ。

同位体の完全な分析結果を転送しておいた。研究は成功しつつある。

私の隣に名を連ねたいなら、こちらの作業が終わり次第、また連絡してもいい。

オデオレイン

送信先:モイラ・オデオレイン

差出人:アーニャ・アル・シャハラニ

オデオレイン大臣

大臣があのバナジウムの価値を認識していて何よりです。

あれだけ調べ上げているのなら、私たち地質学部門があの物質を適切に検査、管理することでどれだけ大きな利益が生まれるかを当然理解されているかと思いますが、いかがでしょうか。

いま一度強調しておきますが、私があのような物質を見たのは、長年地質学の研究に携わってきて初めてのことです。

そもそも、新たなバナジウム同位体がこの地域で見つかったこと自体が奇跡のようなもの。

あなたのNMR測定結果が確かなら、あれはもはや別の名前で呼ぶべき物質に他なりません…まずは、私の手で画像を分析したいところですが。

試験を進めながらで構いませんので、あの同位体が我々オアシス全体にどれほどの価値をもたらすのか、その重要性をご考慮いただけると幸いです。

あの優れた導電特性を活用すれば、エネルギーを高効率に伝達できるでしょうし、より耐久性の高い元素と合金化すれば、オアシスのみならず世界に大きな恩恵をもたらすような、全く新しい建材を作り出せるはずです。

あらためて、ご検討をお願い申し上げます。

アル・シャハラニ

送信先:アーニャ・アル・シャハラニ

差出人:モイラ・オデオレイン

アル・シャハラニ博士

例の同位体は遺伝学部門の手を離れることはないと明言しておく。

あの臨床試験の後、反復的かつ安定的な酸化還元反応の条件再現に成功し、軍事用途のプロトタイプを作成するところまで進んだ。

弾薬の素材として、そして人体強化という点において、この同位体の価値は計り知れない。

ヘリックス・セキュリティが我々にとってますます重要なクライアントになってきているのは、君も知っているだろう?

オアシスの犯罪予測モデルと監視システムが最近モロッコで成果をあげたこともあり、我々の新技術に対する関心は高まり続けている。

ヘリックスの軍事力と私の開発したこのプロトタイプを組み合わせることで、極めて収益性の高い事業を確立できるはずだ。

栄えあるオアシスの一大臣として、プロトタイプの活用は世界に利益をもたらすだけでなく、よりよい世界の実現に奏功するものと信じている。

私の提案に賛同するなら、バナジウム同位体を地質学部門と共有してもいい。

そちらへ提供するには十分すぎるほどの量があるからな。だが、より耐久性の高い素材を使った合金の開発など、たかが知れている。

君に断言しておこう。この同位体の可能性を最大限に引き出せる素材は、人体以外にないということを。

よい返事を期待している。

オデオレイン

譲渡通知書:モイラ・オデオレイン大臣の要請により、遺伝学部門の管理する天然バナジウム同位体は、最終臨床試験を目的として、化学部門に引き渡される旨を通知する。

おばにゅーによる考察

新ヒーローとの関連

シーズン13開幕時にオアシススポーンルーム中央のバナジウム同位体が無くなり、いたるところにグラフィティアートが描かれるティザー予告が実施されています。

今回のストーリーではモイラの送信したメールの中でバナジウム同位体の人体強化用途としての軍事利用価値が語られており、新ヒーローがバナジウム同位体の力を手にしたキャラクターになる可能性がありそうです。

管理人
モイラの実験体が脱走 or バナジウム同位体をPhreaksが強奪して力を獲得 みたいなパターンかな?

新マップへの言及

シーズン13開幕時に大西洋に浮かぶ人工都市アトランティック・アーコロジー(ライフウィーバーの活動拠点)とモロッコのバナーがヌンバーニのスポーンルームに追加されています。

今回のストーリーでもモロッコへの言及があることから、近くモロッコをテーマとして新マップが追加される可能性がありそうです。

管理人
シーズン14でモロッコ追加あるか
引用元

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