週刊99DVアカデミー:第2回 —CR Shuから学ぶサポートの極意
開校記念企画として、おばにゅー × 99DIVINEのタイアップ企画「週刊99DVアカデミー」を連載中です。(第1回はこちら)
今回は、実際に99DIVINE ACADEMYの講師を務め、Lazuli・PNHB・99DIVINEでもコーチとして活躍したGyominコーチによる「サポート解説編」。
誰もが憧れるTOPサポート CR Shu選手のプレイを題材に、サポートの立ち回りをわかりやすく解説してもらいました。
💙 1. サポートロールとは
🩹 2. サポートの基本的な役割とやるべきこと
🧠 3. サポートに必要な5つのスキル
📍 4. ポジショニングの重要性
🏔️ 5. Shu選手のアナプレイに学ぶ理想の立ち回り
✅ 6. まとめ ― サポートがチームを支える力
オーバーウォッチのサポートロールとは

でも、ただ回復するだけではありません。
チーム全体の 生存・戦闘の流れ・ウルト管理 まで担う、まさにチームの「心臓」のような存在です。
サポートの基本的な役割
「チームを支え、戦いを勝利に導く人」
タンクが前で耐え、DPSが敵を倒し、 サポートはそのすべてを 可能にするサポーターです。
サポートがやるべきこと
1. 味方を回復して生かす(Healing & Sustain)
タンクが長く耐え、DPSが自由に戦えるように支えます。
例:アナ → 遠距離から回復しつつ、攻撃やバイオティック・グレネードで敵を妨害/味方を強化
バティスト → ダメージとヒールを両立し、危険な状況では「イモータリティ・フィールド」で救う
ルシオ → 範囲ヒールで継戦力を高め、スピードアップで攻め・退きのサポート
2. チームの位置を維持する(Positioning)
敵に狙われず、味方全員を回復できる位置が理想です。
🚫前に出すぎないこと!
サポートが倒れると、その瞬間チーム全体が崩壊します。
3. タンクをサポートする(Tanking Support)
タンクが前進するタイミングで 即座に回復やバフを合わせる のが重要です。
例:ウィンストンがジャンプ → アナが回復+バイオティック・グレネード
ラインハルトが前進 → ルシオがスピードブーストで後押し
💡 要点: 「タンクと一緒に戦う気持ちでヒールする!」
4. チーム戦の流れを作る(Tempo Control)
ヒールを惜しみすぎると → タンクが早く落ちる
タイミングよく回復すると → 劣勢の戦いも逆転できる
さらに、生存系スキル(イモータリティフィールド・ナノブ・サウンドバリアなど) の使いどころがチームの勝敗を大きく左右します。
5. ウルトの管理(Ultimate Management)
例:アナのナノブースト → タンクに付与して突撃を支援
ゼニヤッタの虹彩/ルシオのサウンドバリア → 敵のウルトを無効化
キリコのお狐/モイラのコアレッセンス → 戦闘の主導権を握る
💡 要点: 「ウルトで戦闘の流れを掴む!」
一番大事なのは“ポジショニング”

・良いポジショニング=チームが安定
・悪いポジショニング=サポート即落ち→チーム壊滅
1. 射線(Line of Sight)の確保
タンク・DPS・もう一人のサポート、全員をヒールできる距離感を保ちましょう。
一人を助けるために前に出すぎるのはNGです。
💡 覚えておくこと:
「自分は味方全員をヒールできる位置に、そして味方は自分を守れる位置にいること。」
2. 遮蔽位置(安全地帯)の確保
被弾したらすぐに隠れられるポジションがベストです。
オーバーウォッチのサポートポジショニング解説
1. ヒーロー別の基本ポジション
・アナ / バティスト / ゼニヤッタ → 後方、高台、壁際の位置が理想。
・モイラ / ルシオ / キリコ → 中間ライン、移動スキルで即座に退避できる場所がベスト。
💡 一言でまとめると:
「攻撃を受けたらすぐ隠れられて、味方にヒールが届く場所が最適な位置。」
2. タンクを基準にした立ち位置
距離が遠すぎると回復が届かず、近すぎると敵に一緒に飛び込まれてしまいます。
基本原則:
「タンクが一歩前、サポートはその後ろの壁際。」
💬 例:
・ウィンストンがジャンプする時 → アナは阻害瓶が届く距離を維持
・ザリアなら → バティストが中距離からイモータリティフィールドでカバーできる距離
3. フランカー対策のポジショニング
そのため、サポート同士が近くにいるか、ルシオ/ブリギッテのような生存スキル持ちと位置を合わせる のが良いです。
また、味方がすぐ振り向ける視界の位置 に立つことも重要です。
💡 つまり:
「フランカーが来ても、チームが自分をすぐ助けられる場所に立つこと。」
4. 地形を活かしたポジショニング
・高台(ハイグラウンド) → アナ、バティスト、ゼニヤッタ向き
・壁際や背後が安全な場所 → トレーサーやゲンジ対策に有効
・チームの進行ラインと同じ位置 → ルシオ、キリコ、モイラ向き
💡 覚えておこう:
「地形を使えば、生存・回復範囲・視界のすべてを確保できる。」
5. 戦闘状況に応じた動き(ダイナミックポジショニング)
戦闘開始時: 後方から味方全体を回復。
中盤: タンクとの距離を調整しながらヒールを継続。
劣勢時: 退路を確保し、早めに下がる判断を。
👉 ポジショニングは固定ではなく、戦闘の流れに合わせて動くもの。
結論
🩹 サポートのポジショニングはチームの命綱。
🔍 「自分がどこに立つか」が、「チームがどれだけ長く戦えるか」を決める。
🧠 ポジショニングを理解したサポートは、戦闘のテンポを操る“静かなリーダー”。
Crazy RaccoonのShu選手のアナプレイ

このシーンでは、まさに教科書的なポジショニング を体現しています。
高台の後方から全員を見渡せる位置を保ち、敵のダイブを警戒しながらもチーム全体を常にヒールできる完璧な位置取りを見せています。
シーン解説まとめ
階段の上、壁のそば——つまり、遮蔽物を使って身を守りながら広い視野を確保できる後方ポジション。
👁️ 視界
前方のブリギッテ、右側の手すり越しにはタンクとDPSまでもすべて回復範囲(ヒールライン)に入っている。
→ 「チーム全員を一目でカバーできる視界アングル」
🎯 行動
安定した位置からスコープでの回復、回復弾の管理、必要に応じてバイオティック・グレネードでの支援攻撃を同時に行う。
このときのバイオティック・グレネードは単なる回復目的ではなく、
→ 戦闘維持力の強化+敵の押し込みを抑える牽制手段 にもなっている。
💡 重要ポイント
🧱 壁際に立ち、生存を確保
👀 チーム全体を視界に入れ、ヒールアングルを常に維持
💣 阻害瓶で瞬間的な危機にも対応
つまり、このシーンは 「理想的なサポートポジショニングの教科書」 と言える場面です。
位置が後ろすぎず、
前に出すぎて危険でもなく、
味方全員をカバーできる 「安定した中間ライン」 を取っています。
また、この場面は 「アナが自ら空間をコントロールして守るポジショニング」 の代表的な例でもあります。
シーン分析①

高台の上――つまり、敵ウィンストンが1回のジャンプでは届かない距離 にポジションを取っています。
→ これはアナにとって 「最も安全な位置」 です。
ウィンストンが届くにはジャンプしてから追撃する必要があり、アナ側は 一呼吸分の余裕を持って対応できる 状況を作っています。
👁️ 視界
味方チーム全体(ブリギッテ、ウィンストン、キャスディ、トレーサー)がすべて視界に入っています。
→ 味方全員への回復ラインを確保しつつ、敵ウィンストンの突入角度も監視可能。
🧠 判断
敵ウィンストンが「飛び込みそうで飛び込まない距離」にいるのを見て、アナは先手でバイオティック・グレネードを投げ、圧力をかけます。
→ ウィンストン側からすれば、ジャンプで突入するとリスクが高く、結果的に仕掛けられない状況を作り出しています。
💡 つまり、これは単なる回復プレイではなく、
「グレネード1つで敵の動きをコントロールするプレイ」 です。
このシーンは、Shu選手のポジショニングと判断力が光る代表的な場面であり、彼がいかに冷静に「安全・視界・制圧」を同時に管理しているかを示しています。
シーン分析②



1. 状況判断
しかし、敵がこの高台に到達するまでには時間とリスクが伴います。
→ つまり、敵が進入してくる間に 長い「被弾しなければいけない区間」 があり、Shuはそれを活かすことができます。
2. 行動の流れ
バイオティック・グレネードで反撃のチャンスを作ろうとするが、惜しくも失敗。
失敗直後も焦らず、横の階段下に軽く後退。
→ これは「次のチーム戦を続けるためのポジションリセット」という判断です。
その後、さらに後方に下がりながら回復アングルと情報アングルの両方を確保して再び戦闘体制を整えます。
3. 重要ポイント
グレネード失敗直後に危険を察知し、即座に位置を調整。
👁️ 視界確保の維持
後退中も味方と敵の両方を視界に収める。
💣 チーム戦への意識
ただ生き残るだけでなく、次の戦闘のアングルを準備。
🔄 瞬時の判断力
「この戦いはすぐ勝つよりも、まず耐えることが大事」という判断。
まとめ
このシーンの核心は、「不利な状況でもポジションを崩さない運用力」。
バイオティック・グレネードの失敗にも動じず、即座に後退 → 視点再調整 → 回復アングル再確保 という、安定した“リズム維持プレイ” を見せています。
Shuのアナ・ポジショニング教本 – 安定・距離・リズム

概要
Shuは優れた位置取りと戦闘リズムの読みで、チーム全体に安定感を与える代表的なアナプレイヤーです。
1. 安定した後方ポジショニング
・視界: タンク、DPS、もう一人のサポート全員が回復範囲内。
・遮蔽: 壁と階段構造を活用し、被弾時にすぐ隠れられる。
・意義: 安定性と広い視界を両立した、まさに教科書的なポジション。
💡 ポイント: 「味方全員をヒールでき、味方が自分を守れる位置が最高のポジション。」
2. グレネードでの空間制御
・狙い: 敵ウィンストンが飛び込む前に回復阻害で圧をかける。
・結果: 敵の突入タイミングを崩し、チームは安全に高台を維持。
💡 ポイント: 「回復のためのグレネードではなく、空間を守るためのグレネード。」
3. グレネード失敗後のリズム維持
・状況: 4対5の人数不利、敵ウィンストンが突入を狙う。
・判断: グレネードで反撃を試みるが失敗。
・対応: 即座に階段下へ退避 → 後方へ下がり再配置 → チーム戦を再構築。
💡 ポイント: 「ポジショニングは固定ではなく、流れに合わせて調整するもの。」
Shuポジショニングの3原則
遮蔽の近くで、広いヒールアングルを確保しながらチームを支える。
🎯 距離感
タンクとの距離を適切に保ち、回復効率と生存を両立。
🔄 リズム維持
戦闘の流れに合わせて後退・再進入・視界確保を繰り返す。
実戦でのポイント
・視野を広げよ: 回復だけでなく、敵の進入ルートや味方タンクの位置も常に意識。
・リズムを掴め: サポートは戦闘を始める役ではなく、戦闘の長さを調整する役。
結論

それは チーム全体の呼吸を安定させる「リズムコントロール」 である。
安定した位置から全体を見渡し、危険を感じたら一歩引き、再び高台へ戻って戦線を整える——
この繰り返されるリズムこそがShuの強みであり、オーバーウォッチにおけるサポートポジショニングの模範と言える。
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