開発陣が韓国メディアのインタビューに登場-「地域別バランス調整は行わない」、シーズン5とジェットパック・キャット調整も予告

釜山で開催されたOverwatch Dayに合わせ、Blizzardの開発首脳陣が韓国メディアGamemecaのインタビューに応じました。Nexonとの提携経緯から今後のコンテンツ計画、D.Monのバランス調整方針まで、幅広い話題が語られています。

内容まとめ

  • 地域別のバランス調整は行わず、全サーバー共通が基本原則
  • 年内に新ヒーロー2名と新マップを追加予定
  • 数週間以内のミッドシーズンパッチでジェットパック・キャットを調整
  • Nexonとの提携で草の根eスポーツプログラムを拡大
  • 韓国限定のコラボレーションも検討中

インタビューには、ライブゲーム/モバイル開発総括のWalter Kong、Overwatch総括プロデューサーのBen Bell、ゲームディレクターのAaron Kellerの3名が参加しました。

Nexon提携の経緯

Walter Kongは、提携の検討は2022年にまで遡ると明かしています。

「2022年当時、戦略的な観点からOverwatchがライブゲームサービス時代に入って成長できる機会を模索していました。特に韓国は非常に胸が高鳴る機会の市場でした。韓国のプレイヤーが長い間、情熱的かつ強力に支持してくれたからです。Nexonはライブゲーム運営経験、ジャンルへの専門性、韓国市場とユーザーへの優れた理解度の面でBlizzardの基準に合致する企業でした。」(Walter Kong)

地域別バランス調整は「行わない」

韓国コミュニティで「マウガミラー」などタンク関連のミームが広がったことを受け、地域特化パッチの可能性を問われたKellerは明確に否定しました。

「開発チームはこのデータをもとに、全世界すべてのサーバーに同じバランスを適用することを基本原則としています。地域別にバランスを変えて調整することはしません」とKellerは説明。ただし、コンソール版や5vs5・6vs6モード間での細かな調整は行う場合があるとしています。

一方で、韓国は常に重点的に深く分析している地域の一つだとも語り、「特定のヒーローが他地域より際立って人気だったり、勝率が異なったりする。時には韓国がOverwatchのメタと戦略を牽引することがある」と韓国シーンの影響力に言及しました。

年内の残り2シーズンの内容

「今年のOverwatchには、まだ興味深いコンテンツがたくさん用意されています。新ヒーロー2名と新マップが追加されます。また現在、Overwatch初の年間ナラティブの中心部を通過しており、ファンが期待できる興味深いストーリーコンテンツも続きます。イベントモードの進行も非常に重要と考えており、ハロウィンシーズンを含むシーズン5には非常に面白いものが準備されています。」(Aaron Keller)

D.Monの現状とミッドシーズンパッチ

実装後に複数の調整が入ったD.Monについて、Kellerは現状に満足していると回答しました。

「開発チームは新ヒーローを出す際、『強力でありながら安定した範囲』で登場させる開発哲学を持っています。D.Monはリリース直後に期待したほどの威力を発揮できていないことを確認し、翌日に即座の調整を行い、その週の後半にも追加パッチを適用しました。現シーズンではかなり良い位置に落ち着いたと判断しています。」(Aaron Keller)

さらにKellerは、「数週間以内にミッドシーズンバランスパッチが予定されている。ジェットパック・キャットに関するバランス調整があり、非常に面白い変化になると期待している」と予告しました。

韓国発のメタが世界を動かしてきた

過去に韓国メタがグローバルバランスに影響を与えた事例について、Kellerは1年以上ゲームを支配した「GOATS(3タンク3ヒーラー)」メタを挙げ、ロール固定システム導入の主要なきっかけの一つだったと振り返っています。また、直近1年でも韓国では他地域では見られないほどウィンストンを効果的に高い比率で活用する流れがあったと語りました。

最近のワールドカップやOWCSで見られる、ジェットパック・キャットとD.Va、バスティオン、キャスディなどを組み合わせる戦略についても「非常に印象的」と評価しています。

eスポーツは「草の根プログラム」を拡大

「韓国は常にOverwatch eスポーツの中心軸であり、優れた選手、チーム、コーチ陣が揃っています。Overwatch eスポーツはグローバルなスポーツですが、Nexonと共にユーザーが様々なレベルでeスポーツに触れ、プレーできる『草の根プログラム』の支援を拡大したいと考えています。」(Ben Bell)

クロスリージョンプレーへの懸念に回答

Nexon版でのアカウント連携後、海外の友人とプレーできなくなる懸念については、Ben Bellが「韓国中心の最適化されたコミュニティでプレーすることになる」と説明。マッチメイキングの円滑さと試合品質を継続的にモニタリングしているとし、状況を注視する姿勢を示しました。

韓国限定コラボの可能性

Nexon保有IPとのコラボ可能性について、Walter Kongは具体的な公開は避けつつも「韓国コンテンツが全世界のOverwatchに適用されるグローバルコラボだけでなく、韓国プレイヤーだけのために企画した専用コラボの可能性も開かれている」と回答。Nexonと緊密に協力して機会を発掘していく方針を示しました。

釜山でファンと再会して

最後に3名は釜山での体験を振り返りました。

「Overwatchを2016年にリリースする前、釜山でOverwatch Festivalを開催しました。それ以降、韓国のプレイヤーが全面的な支持を送ってくれており、Overwatchの歴史全般にわたって共にゲームを作ってきたと思っています。」(Walter Kong)

「会場のドアが開いた後、入場するファンの行列が途切れませんでした。韓国のファンが持つエネルギーレベルは非常に高く印象的でした。ゲーム内でプロゲーマー出身と設定されているD.VaとD.Monが韓国出身である理由は明確にあります。」(Aaron Keller)

数週間以内に予定されるミッドシーズンパッチと、ハロウィンを含むシーズン5の展開に期待が高まる内容となりました。

コメント一覧
  1. 匿名 より:

    これは韓国の人達嬉しいやろなぁ
    鯖問題だけは上手いことグローバルの選択肢も作って欲しいとこやね

  2. 匿名 より:

    FPSに限らずどのゲームでも移動ができるキャラはたいてい壊れてる

  3. 匿名 より:

    鎖国だけやめてくれ人口全く足りん中にチーターまとめて押し付けられてゲームにならん

  4. 匿名 より:

    猫は空中版トレーサーとしてヘルス170にしろ

    10
  5. 匿名 より:

    今って日本鯖のゴールデンタイムの人口どうなってるんだろうな

    • 匿名 より:

      下手したら深夜のNAより少ない可能性あるぞ
      トップ500のDPSとサポがNA約400に対してアジアが約80で完全に終わってる

  6. 匿名 より:

    さっさと不愉快猫調整しろ無能運営

    11
    4
  7. 匿名 より:

    猫リワークされるん?
    いっそコミュ企画みたいに機動力高くする代わりにHPめちゃ低くて火力高いみたいなピーキー調整で良いんじゃないか

    4
    4
  8. 匿名 より:

    鎖国やめて;;

  9. 匿名 より:

    このゲーム日本人ってそんなに少なかったのか?
    韓国鯖に吸われる率は高いのは体感してたが、プレイヤーネーム見ると日本人かと思ってた

    • 匿名 より:

      この記事のどこに反応して、日本人プレイヤーが少ないという感想が出てくるの?

      1
      2
      • 匿名 より:

        コメントじゃない?
        韓鯖が隔離されたことで
        アジア(中韓抜き)の実態がデータとして見れるようになったから

コメントを残す

Twitterでフォローしよう