『2024年オーバーウォッチ流行語大賞(非公式)』発表式
2024年オーバーウォッチ流行語大賞やりたいです
— Overwatch2ニュース@おばにゅー (@Overwatch2_NEWS) December 3, 2024
リプライでノミネート候補を送ってください pic.twitter.com/fWrfQdy1aJ
先日投票を行わせていただいた2024年オーバーウォッチ流行語大賞の結果をまとめました。
投票の結果を参考に、おばにゅーの独断で勝手に2024年のオーバーウォッチ流行語大賞を決定させていただきました。
内容は下記のとおりです。
入賞結果
「問題ナイル川」
「チャカ抜けよ女」
■金賞
メルトン語録
「ゲームやめよう!」
「はいやめまぁす!」
「教育」
「囚人番号」
「女」
■銀賞
「心にKSGあり」
■おばにゅー賞
「双龍怒愚魔乱波」
■殿堂入り
「ウィドウおもんな消せ」
各ワードの詳細は下記にて記載します。
2024年OW流行語大賞「チャカ抜けよ女」「問題ナイル川」
某大手流行語大賞でも前例があるように、本年度は上記2つのワードを2024年オーバーウォッチ流行語大賞とさせていただきたいと思います。
2024年OW流行語大賞:「問題ナイル川」
「問題ナイル川」とは、2024年4月17日に開幕したシーズン10で登場したベンチャーに関するワードです。
2024年3月に先行プレイが開始された際に、唯一のボイスラインとして実装されていた「問題ナイル川」がそのキャッチーなフレーズと独特な言い回しで大きな話題になりました。
英語版では「I can dig that」(分かりました/賛成します)というワードになっておりますが、スラングとしての「dig」には直訳の「掘る」意外にも「理解する」「問題ない」という意味があり、ベンチャーが採掘に関連するキャラクターであることにかかったボイスラインとなっています。
それを日本語に訳す際に、「問題ない」という本来の文脈と、エジプト文明を築き上げ、考古学にも関わりの深いアフリカ東部の「ナイル川」を組み合わせた言葉として「問題ナイル川」というワードが生まれたと考えられます。
ベンチャーのアビリティ数から、使用しないEキーに「問題ナイル川」のボイスラインを適用して戦闘中にも「問題ナイル川」を発するという謎のテクニックも生まれました。
開発の和訳担当者さんのセンスがとても光った、2024年のオーバーウォッチを代表する素晴らしい言葉と言って差し支えないでしょう。
2024年OW流行語大賞:「チャカ抜けよ女」
「チャカ抜けよ女」は、女性Vtuberの「タルレミ・エラ」さんによって生み出されたワード。
マーシーは武器切り替えでカデュケウス・ブラスターという1発20ダメージの銃(チャカ)を使用出来るにも関わらず、攻撃することに消極的なマーシーを問題視した発言となっています。
タルレミ・エラさんは元所属事務所の「viiins」がデビューから約2ヶ月後の2024年4月12日に解散となり突如としてフリーに。
「事務所解散」「チャカ抜けよ女」「チャカネキ」などと話題になり、その2ヶ月半後の2024年7月1日には国内有名チームのNORTHEPTIONにストリーマー部門として所属しました。
12月にNORTHEPTIONとは契約満了となり、現在はフリーでの活動に戻るという怒涛の2024年を駆け抜けてきたタルレミ・エラさん、今後の発言にも注目が集まります。
「チャカ抜けよ女」
#Overwatch2
マーシー専のプライド高めバカ女のアンチ代表目指してます♡ pic.twitter.com/YB3LL5wN1w— タルレミ・エラ (@Tallemi_Ella) March 28, 2024
金賞:メルトン語録
ゲームをやめたく/やめてほしくなった時に使う「ゲームやめよう!」&「はいやめまぁす!」、味方への指導を指す「教育」、低いスタッツを揶揄する「囚人番号」、マーシーやキリコ、D.vaなど女性キャラを呼ぶときの「女」と、なんと5ワードがTOP10入り。
レインボーシックスシージの元プロゲーマーで、現在はオーバーウォッチ2のプラチナを主戦場としている「PG(元プロゲーマー/プラチナゲーマー)配信者」のメルトンさんの生み出すキャッチーな言葉達がOWプレイヤーの間でも流行しました。
「はいやめまぁす!」の起源を語るメルトンさん
囚人番号の使い方
銀賞:「心にKSGあり」
2024年上旬に流行した「心に〇〇あり」というミームをオーバーウォッチに落とし込んだワード。
元になったネタは「心にギャルあり/なし」という投稿で、心に〇〇があれば、苦しい状況にも対応できるということを表現したインターネットミームです。
心のギャルの育て方は、こうやって身近なギャルから学ぶといいぞ。心の健康はギャルによって守られるのだ。 pic.twitter.com/3QVFdlAtzL
— しお姉 (@Shioko5) February 19, 2024
VARRELに所属しているタンクプレイヤーのKSGさんが、どんなに苦しい状況でも味方のせいにすることはなく、ガビ(カビ=韓国語で惜しいの意、KSGさんが普段韓国サーバーでプレイしているため常用しているワード)と言いながらポジティブに味方を鼓舞する様子から、
心にKSGさんがいればどんなことにもイライラせずに許容できるという「心にKSGあり」というワードが生まれました。
心にKSGを宿すVARREL Nico選手
おばにゅー賞:「双龍怒愚魔乱波」
管理人が個人的に2024年最も刺さったワードとして、お笑い芸人の狩野英孝さんが生み出したフレーズ「双龍怒愚魔乱波」をおばにゅー賞として挙げさせていただきます。
狩野英孝さんは2024年8月に初めてOW2をプレイし、その模様を配信しました。
元弓道部ということもあり、ハンゾーを気に入って使用していた狩野英孝さんは、ハンゾーULTに双龍怒愚魔乱波(そうりゅうどぐまらっぱ)という名前を付け、使用時にその名前を叫びながら使用。
9月に行われた第2回のOW2配信では、双龍怒愚魔乱波でPOTGを獲得するシーンもありました。
双龍怒愚魔乱波の誕生シーン
■エイコーウォッチハイライト
「双龍怒愚魔乱波」
(そうりゅうどぐまらっぱ)🎬:狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!#オーバーウォッチ2 #Overwatch2 pic.twitter.com/vhokXC9RIg
— Overwatch2ニュース@おばにゅー (@Overwatch2_NEWS) August 5, 2024
双龍怒愚魔乱波のPOTG獲得シーン
【朗報】狩野英孝さん、ついに双龍怒愚魔乱波をぶっ刺し初POTGを獲得
🎬:狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!#オーバーウォッチ2 #Overwatch2 pic.twitter.com/wPZuGjbZhy
— Overwatch2ニュース@おばにゅー (@Overwatch2_NEWS) September 13, 2024
マーシーに怒る狩野英孝さん
マーシーに怒る狩野英孝さん
🎬:狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!#オーバーウォッチ2 #Overwatch2 pic.twitter.com/lqmRTjNSUp
— Overwatch2ニュース@おばにゅー (@Overwatch2_NEWS) August 5, 2024
殿堂入り:「ウィドウおもんな消せ」
「〇〇おもんな消せ」というのは、2021年5月に配信者のボドカさんによる「#弓おもんな消せ」という投稿がきっかけで生まれたフレーズ。
APEX LEGENDSというFPSゲームで当時あまりの強さに削除が望まれるレベルの“ぶっ壊れ武器”だったボセックボウに対して使われ、当時のTwitterでトレンドを席巻しました。
弓おもんな。消せ#弓おもんな消せ
— ボドカ🐵 (@VodkaChaso) May 10, 2021
その後、色んなゲームでぶっ壊れ性能の武器/キャラなどに対し「〇〇おもんな消せ」というワードが使われるようになりました。
オーバーウォッチ2においてはウィドウメイカーが「おもんな消せ」の対象になることが多く、ヘッドショット1発で敵を倒せるその理不尽なワンパン能力からプレイヤーに対して多くのストレスを与えることが原因になっています。
2024年の10月に開幕したシーズン13では、ウィドウメイカーのアンチピックとして使われることの多かったソンブラが調整され、無限だった透明化に時間制限が適用されました。
その後自由に動ける機会が増えたウィドウメイカーのピック率が大幅に増加し、「ウィドウおもんな消せ」と言われる機会がさらに増える自体に。
元OWリーガーで配信者のta1yoさんが会長、VARRELのNico選手が副会長である「ウィドウおもんな消せ委員会」も設立されています。
この度、ウィドウおもんな消せ委員会副会長に就任させていただきました。
— VARREL Nico (@nico_oq) September 11, 2023
これからもソンブラでしばき続け、ウィドウメイカーを撲滅していきますのでよろしくお願いいたします。
【動画はこちら】
プロが本気でリスキルしてみたらウィドウメイカー引退したwwwwhttps://t.co/KwTAliMIDJ pic.twitter.com/VB34QBNcYs
しかしながら、「ウィドウおもんな消せ」は2024年に限らずこれまで長年言われ続けていたワードであるため、今回の流行語大賞からは除外とし、殿堂入りとさせていただきます。
投票結果一覧
上記で入賞となった言葉以外にも、様々なワードが2024年のオーバーウォッチを彩りました。
2月から始まったOW競技の新形態「OWCS」を盛り上げまくったナメクジブラザーズの存在も記憶に新しいですね。
2025年にはどのようなワードが誕生するのか。2025年には環境が様変わりするような大規模な調整も待っているようなので、今から楽しみにしておきましょう。