本日公開のシーズン10の調整内容まとめ
本日開発者ブログが公開され、シーズン10の調整内容が判明しました。
内容を下記にまとめました。
ベンチャーの調整内容
・ダメージ特性を、バースト・ダメージ(ダメージの集中発生)寄りから、継続ダメージ寄りに修正
■クラバー(近接攻撃)
・ダメージ特性を、バースト・ダメージ(ダメージの集中発生)寄りから、継続ダメージ寄りに修正
■テクトニック・ショック(ULT)
・上方向へのノックバックを減らす予定
ベンチャーは早期にライバル・プレイ追加予定
■開発コメント
ベンチャーの調整前のアビリティにも、トライアルを通じて好意を持ってもらえたので、とても嬉しかったです。
バランス面でも好感触を得ることができ、これならベンチャーを早期にライバル・プレイでリリースできると自信を付けることができました。
どの程度ライバル・プレイでのデビューを早められるかはわかりませんが、ベンチャーはすでに、自分でプレイしても、相手にしても楽しい、安定したヒーローと言えるでしょう。
アビリティの大変更は今のところ不要と判断していますが、今後もベンチャーのゲームプレイに関するフィードバックには注視していきたいと思います。
シーズン10のタンク調整内容
シーズン9の大変更以降のジャンカー・クイーンの「カーネイジ」とラインハルトの「アースシャター」の突破力を高めるべく、これら2つの性能を引き上げます。
レッキング・ボールのリワーク内容
■グラップリング・フック
・ノックバックが発生しない低速で使用時のクールダウン減少
・フックの展開中にメイン攻撃かジャンプを押し続けることで、フックを引っかけた先へとワイヤーを回収しながら移動できるようにする予定
■アダプティブ・シールド
・シールド発動後にもう一度発動することで、付近の味方に追加ライフを最大300(各味方に最大75)与えられるように
・味方を防衛し、交戦を仕掛けるという、私たちがタンクに求めている能力を向上させるための変更です。
ソンブラとトレーサーの調整内容
ソンブラ
■ウイルス
・バースト・ダメージが顕著になったため、継続ダメージの度合いを100から90に減らします。
トレーサー
彼女は、アビリティの完成度が高いこともあり、「オーバーウォッチ」シリーズの中でも特に調整・変更の少ないヒーローでした。
ですが、アビリティの使いやすさを少し削り、これまでよりも若干精度を要するようなゲームプレイを目指すべく、微調整を行うことを検討しています。
シーズン10のサポート調整内容
今回はモイラ、ルシオ、イラリーのパワー配分を調整します。
1つのアビリティに偏っているパワーを別のアビリティに移すことで、全体的な力加減をそのままに、このヒーロー3名のバランスを調整したいと考えています。
イラリーを例に挙げると、メイン攻撃のリカバリー時間が0.2秒から0.25秒と長くなる一方で、サブ攻撃の秒間回復量が105から115に増えます。
この3名の調整と並行して、ライフウィーバーを若干パワーアップさせます。
優れたパワー・バランスを目指すべく、今後もライフウィーバーのパフォーマンスには注視していきます。
明日も最新情報が公開
シーズン10、そして今年の「オーバーウォッチ 2」を盛り上げる変更はほかにもまだありますので、どうぞご期待ください。
明日、新たな開発アップデートを公開します。
ライバル・プレイで予定しているアップデートの内容、そして誰もが安全に「オーバーウォッチ 2」を楽しめるようにするべく私たちが進めている取り組みについてお話ししますので、こちらもぜひご覧ください。
ディレクターの視点:ベンチャーのデビューに向けて
皆さん、こんにちは!ここしばらくの間は多忙だったこともあり、久しぶりのブログ更新となりました。さっそく本題に入りたいと思います。
まずは新ヒーローの「ベンチャー」について話しましょう。皆さんからのベンチャーに対する歓迎の声は、とても嬉しかったです。
自分の好きなことにすぐ夢中になってしまう、あの性格に魅了される方が多かったようで、早くもベンチャーのバックストーリーや性格に関する質問が多く寄せられています。
私もベンチャーが岩をガリガリ食べるのかどうかは知りませんが…それはともかく、ベンチャーはおかげさまで、週末のクイック・プレイにてピック率トップを達成しました。
ベンチャーのストーリーと開発秘話はシーズン10の開幕直後にお伝えしますので、どうぞお楽しみに。
ベンチャーの英語版の声を務めるValeria Rodriguezさんの演技力も、ベンチャーがここまでの人気を集めた理由の1つでしょう。
私たちもValeriaさんの活気や演技に対する情熱、ベンチャーとValeriaさんが持つ個性のシンクロぶりに「これはバッチリだ」と思っていました。
たくさんの方がValeriaさんの「オーバーウォッチ」への参加を歓迎していて、私たちも嬉しい限りです。
ベンチャーの調整前のアビリティにも、トライアルを通じて好意を持ってもらえたので、とても嬉しかったです。
バランス面でも好感触を得ることができ、これならベンチャーを早期にライバル・プレイでリリースできると自信を付けることができました。
どの程度ライバル・プレイでのデビューを早められるかはわかりませんが、ベンチャーはすでに、自分でプレイしても、相手にしても楽しい、安定したヒーローと言えるでしょう。
アビリティの大変更は今のところ不要と判断していますが、今後もベンチャーのゲームプレイに関するフィードバックには注視していきたいと思います。
ベンチャーの交戦と離脱をテンポよく切り替えられるのが良いとの声も多く上がっています。
ですが、シーズン10を前に少しだけ、ベンチャーに調整を加えたいと思います。
具体的には、「ドリル・ダッシュ」と「クラバー」(近接攻撃)のダメージ特性を、バースト・ダメージ(ダメージの集中発生)寄りから、継続ダメージ寄りに修正し、「テクトニック・ショック」の上方向へのノックバックを減らす予定です。
タンク調整について
もちろん、シーズン10ではベンチャーへの微調整と並行して、さまざまなヒーローに変更を加えていきます。
まず、タンクヒーローへの変更から説明していきましょう。
シーズン9の大変更以降のジャンカー・クイーンの「カーネイジ」とラインハルトの「アースシャター」の突破力を高めるべく、これら2つの性能を引き上げます。
シーズン10で特に大きな変更を加えられるタンクヒーローはレッキング・ボールです。
ノックバックが発生しない低速における「グラップリング・フック」のクールダウンを減らし、フックの展開中にメイン攻撃かジャンプを押し続けることで、フックを引っかけた先へとワイヤーを回収しながら移動できるようにする予定です。
「アダプティブ・シールド」の仕様にも変更を加えます。
今後は、シールド発動後にもう一度発動することで、付近の味方に追加ライフを最大300(各味方に最大75)与えられるようになります。
味方を防衛し、交戦を仕掛けるという、私たちがタンクに求めている能力を向上させるための変更です。
DPS調整について
ダメージヒーローについては、ソンブラとトレーサーに微調整が行われます。
ソンブラの「ウイルス」は、バースト・ダメージが顕著になったため、継続ダメージの度合いを100から90に減らします。
トレーサーはシーズン9での変更後、かなり強くなっています。
彼女は、アビリティの完成度が高いこともあり、「オーバーウォッチ」シリーズの中でも特に調整・変更の少ないヒーローでした。
ですが、アビリティの使いやすさを少し削り、これまでよりも若干精度を要するようなゲームプレイを目指すべく、微調整を行うことを検討しています。
サポート調整について
サポートヒーローの調整内容に移りましょう。
今回はモイラ、ルシオ、イラリーのパワー配分を調整します。
1つのアビリティに偏っているパワーを別のアビリティに移すことで、全体的な力加減をそのままに、このヒーロー3名のバランスを調整したいと考えています。
イラリーを例に挙げると、メイン攻撃のリカバリー時間が0.2秒から0.25秒と長くなる一方で、サブ攻撃の秒間回復量が105から115に増えます。
この3名の調整と並行して、ライフウィーバーを若干パワーアップさせます。
優れたパワー・バランスを目指すべく、今後もライフウィーバーのパフォーマンスには注視していきます。
先日公開した開発アップデートをすでにご覧になった方も多いかと思います。
私たちも、バトルパスを介した新ヒーローのアンロック廃止などの、今後の変更をとても楽しみにしています。
シーズン10、そして今年の「オーバーウォッチ 2」を盛り上げる変更はほかにもまだありますので、どうぞご期待ください。
明日、新たな開発アップデートを公開します。
ライバル・プレイで予定しているアップデートの内容、そして誰もが安全に「オーバーウォッチ 2」を楽しめるようにするべく私たちが進めている取り組みについてお話ししますので、こちらもぜひご覧ください。
今回の「ディレクターの視点」は以上です。
シーズン10の開幕は4月17日。
次のシーズンもどうぞ心ゆくまでお楽しみください。
ともに素晴らしいゲームを作っていきましょう!