KarQ氏によるヴェンデッタの仕様徹底解説まとめ
『オーバーウォッチ2』に新登場するDPSヒーロー「ヴェンデッタ(ラ・ルーパ)」は、ゲーム初の純近接DPSです。
巨大な大剣を振り回して敵に飛び込み、ガードや移動スキルを組み合わせて戦う、非常に攻撃的なファイター系ヒーローになっています。
現在は期間限定のヒーロートライアルとして先行プレイが可能で、本実装はシーズン20の開幕と同時に予定されています。
この記事ではKarQ氏によるヴェンデッタの仕様徹底解説動画の内容をもとに、ヴェンデッタのスキル構成と立ち回りのポイントをまとめます。
ヴェンデッタの基本ステータス
- ロール:DPS(近接ファイター)
- 体力:275(白HP 150 + アーマー 125)
- 移動速度:5.5m/秒(標準)
- 通常近接攻撃:40ダメージ(素手)
DPSの中では耐久が高めで、アーマーを活かして前線に長く居座りやすいステータスになっています。
メイン武器:大剣「パラティーノ・ファング(PALATINE FANG)」
ヴェンデッタのメイン攻撃は、大剣「パラティーノ・ファング(PALATINE FANG)」による3段コンボです。ダメージ配分は次の通りです。
- 1段目:50ダメージ
- 2段目:50ダメージ
- 3段目(オーバーヘッド):130ダメージ
この3段目のオーバーヘッドが非常に重要で、「アビリティクリティカル」扱いになります。
そのため、タンクの「クリティカルダメージ25%軽減パッシブ」の影響を受けにくく、タンク相手にも大きなダメージを与えやすい点が強みです。
リーチはおおよそ次のようになっています。
- 1・2段目:約5mの近接リーチ
- 3段目オーバーヘッド:約7.5m(横幅0.7mぶんのヒットボックスを含む)
ラインハルトのハンマーと同様に、振りながら左右に体を振ることで、距離のある複数の敵をまとめて巻き込むことができます。
3段目のオーバーヘッドには小さな“ダウンスラム”効果もあり、空中の敵を下方向に叩き落とすことができます(ラマットラのボルテックスほど極端ではありませんが、かなり落とせます)。
テクニックとして、3段目直前にジャンプしておくと強制的に前方へ突進する仕様になっており、
- 敵へ一気に距離を詰めたいとき
- 足場から落ちかけたときに、ギリギリで前へ飛び出して生還したいとき
といった場面で役立ちます。
パッシブ「猛狼(ONSLAUGHT)」:殴るほど速く強くなる
画面中央のUIで確認できるのがパッシブ「猛狼(ONSLAUGHT)」攻撃速度と移動速度がどんどん上昇していきます。
- 1スタックごと:攻撃速度+5%/移動速度+4%
- 最大:5スタック(合計 攻撃速度+25%/移動速度+20%)
- 持続時間:5.5秒(ダメージを与えるたびに更新)
- 発動条件:どのスキルでもOK(大剣・通常近接・飛び道具・アルティメットなど)
- 1回の攻撃で複数ヒットさせると、「人数分スタック」が溜まる
「ワールウィンド」で複数の敵を巻き込むと、一瞬で最大スタックまで到達できるのが理想です。
イメージとしては、戦い続けるほど加速していく近接DPSと考えると分かりやすいです。
「ウォーディング・スタンス(WARDING STANCE)」と「ブレード・ウェーブ(PROJECTED EDGE)」
ウォーディング・スタンス(WARDING STANCE)
「ウォーディング・スタンス」は、剣を構えて前方からの攻撃を防ぐ防御スキルです。専用のエナジーゲージを使用するチャネリング式になっています。
- 正面からのダメージを75%カット
- ブロックしたダメージの40%ぶんがエナジー消費
- ブロック角度:約106.3°
- ガード中は移動速度30%低下
- 0.75秒ダメージを受けないと、毎秒9%ずつエナジーを回復
- 発動にはエナジー30%以上が必要
最大のポイントは、「近接系の攻撃を完全に0ダメージにできる」ことです。
代表的な例として:
- ジャンカークイーンのカーネイジ
- ラインハルトのハンマー
- ブリギッテのフレイル
- ゲンジの龍撃剣
- ヴェンデッタ同士の殴り合い など
ゲンジブレードを真正面から受け止めてノーダメージにできるDPSというだけでも、かなり強力なカウンター性能を持っています。
ブレード・ウェーブ(PROJECTED EDGE)
「ブレード・ウェーブ」は、「ウォーディング・スタンス」中にエナジー30%を消費して撃てる飛び道具です。
- ダメージ:80
- 一直線に飛ぶ貫通弾で、複数のヒーローをまとめてヒット可能
- ただしバリアは貫通できない(ラインハルトのバリアなどで防がれる)
前線でガードしながら敵の射線を受け止めつつ、隙を見て横一線に削るような動きをすると強力です。
「ワールウィンド(WHIRLWIND)」:突進+円形斬り
「ワールウィンド」は、クールダウン10秒の突進スキルです。前方にダッシュした後、円形斬りを放ちます。
- 円形斬りダメージ:最大80(中心付近)
- 外側ギリギリでは40ダメージまで減衰
- 有効半径:最大約6.5m
- ダッシュ時間:約0.6秒
- 移動方向は前方のみ(横や後ろには移動不可)
- 壁などにぶつかると、その瞬間に円形斬りが即発動
ラインハルトのチャージやドゥームフィストのパンチと正面衝突した場合、両者ともダウンするため、対ダイブ・対突進タンクとの読み合いも発生します。
使い方の例としては、
- 敵が固まっている場所に突っ込んで「猛狼」のスタックを一気に稼ぐ
- 壁にわざと当たって即円形斬りを出し、ダメージ発生を早める
といった使い方が挙げられます。
「ソアリング・スライス(SOARING SLICE)」:剣投げ+飛び込み+オーバーヘッド
「ソアリング・スライス」は、
- 剣を投げる(直撃で50ダメージ)
- 剣の位置まで飛んでいく
- 着地後の次の攻撃が必ずオーバーヘッド(130ダメージ)になる
という3段構成のスキルです。
- 剣の最大投げ距離:16m
- 空中移動中にジャンプキーを押すと途中で移動キャンセル(慣性で滑り込み)
- 空中にいる間、3秒以内にメイン攻撃を入力するとオーバーヘッドが発動
この「3秒の猶予」があることで、さまざまなコンボが可能になっています。
例:
- 剣を投げる → 空中で「ブレード・ウェーブ」 → 「ワールウィンド」 → 着地オーバーヘッド
- 高台の“下側の壁”に剣を刺しておき、そこへ飛んでから一気に飛び出して奇襲する
- 着地前にジャンプを長押しして1回だけバニーホップしてからオーバーヘッドを出し、角を曲がりながら叩き込む
アルティメット「サンダリング・ブレード(SUNDERING BLADE)」:防御ごと斬り裂く一撃
「サンダリング・ブレード」は、溜め時間に応じて威力と射程が変化する巨大な縦斬りアルティメットです。チャネリングして溜めるほど、範囲とダメージが大きくなります。
ダメージと射程
- 第1段階:100ダメージ/射程8m
- 第2段階:200ダメージ/射程16m
- 第3段階:400ダメージ/射程24m
- 外側のかすりヒット:それぞれ半分のダメージ(50/100/200)
- チャネリング時間:1秒+1秒+2秒の計4秒(入力しなくても最後には自動発動)
直撃部分の横幅は常に2.5mで、チャージ段階が上がるほど外側のかすり判定が広がっていくイメージです。
設置物への50%ボーナスダメージ
説明にある「設置物へのボーナスダメージ+50%」が非常に強力で、敵の設置物やバリアに対しては最大HPの50%ぶんを追加で削る仕様になっています。
例:
- ライフウィーバーの木(HP1200)
→ 第3段階で400+600=1000ダメージ - シンメトラの壁(HP4000)
→ 第3段階で400+2000=2400ダメージ - ラインハルトのバリア(HP1500)
→ 第3段階で400+750=1150ダメージ
サンダリング効果:防御無視&オーバーヘルス破壊
「サンダリング・ブレード」には、
- アーマー貫通:アーマー軽減を無視してダメージを与える
- バリア貫通:バリア越しにもダメージが通る
- サンダリング効果:ダメージ軽減効果を無視し、オーバーヘルスをまとめて削り飛ばす
といった性質があります。
具体的には、
- ラマットラのブロックやナノブースト中でも、素のダメージがそのまま通る
- ルシオのサウンドバリアなどのオーバーヘルス(緑HP)を消し飛ばした上で本体にダメージ
- ザリアやレッキング・ボールのバリアも、割った瞬間に中身へフルダメージが入る
チャネリング中は移動速度が50%低下する代わりに、ノックバック耐性+60%が付くため、簡単には吹き飛ばされません。
空中で発動するとゆっくり降下するので、高所からの「空中断罪斬り」のような使い方も可能です。
パーク構成:ライフスティールか、加速か、コンボ強化か
ヴェンデッタは、マイナーパーク2種・メジャーパーク2種から選んで性能を強化できます。
マイナーパーク
- 捕食者の牙(SIPHONING STRIKE)
→ オーバーヘッドに30%ライフスティールが付与されます。3段目コンボと「ソアリング・スライス」後のオーバーヘッド両方が対象です。 - 虎狼の心(RELENTLESS)
→ 「猛狼」の最大スタック数が+3され、最大8スタックまで溜められます。理論上、攻撃速度+40%/移動速度+32%まで伸ばせます。
メジャーパーク
- 復讐の標(SWIFT VENGEANCE)
→ 最後に自分を倒した相手が“復讐対象”としてマークされ、その相手をキルするとオーバーヘルス+125&全スキルクールダウンリセットを得ます。 - レイジング・ストーム(RAGING STORM)
→ 「ワールウィンド」に追加3ヒット(各40ダメージ)が付き、合計200ダメージの円形斬りになります。
ソロキャリー寄りに戦いたい場合は「復讐の標」+「虎狼の心」、範囲火力とスタック稼ぎを重視するなら「レイジング・ストーム」+「捕食者の牙」といった組み合わせが考えられます。
ヴェンデッタの立ち回りポイントまとめ
- 3段目オーバーヘッドをどれだけ多く当てられるかが、火力の要になります。
- 「猛狼」のスタックを切らさないように、戦闘を途切れさせずに殴り続けることが理想です。
- 「ウォーディング・スタンス」でどの近接ウルトを完全カットできるかを把握しておくと、カウンター性能が大きく上がります。
- アルティメット「サンダリング・ブレード」は、バリアやオーバーヘルスごとまとめて刈り取るタイミングで使うと最大限に力を発揮します。
- 「ソアリング・スライス」+「ワールウィンド」の飛び込みコンボで一気にラインを崩す動きが強力です。
リスクは高めですが、そのぶんテクニックと読み合い次第でハイライトシーンを量産できるポテンシャルを持ったヒーローになっています。
近接ファイター系のヒーローが好きな人は、ぜひトライアル期間中に触って感触を確かめてみてください。
