【OW入門】ロール別の基礎を学ぼう:ダメージ(DPS)編
ダメージロールは、プレイヤーの間では一般的にDPSと呼ばれています。この記事でもDPSと表記します。
DPSは相手を倒すことに特化したロールです。チームの火力を担う役割ですが、ただ撃つだけではなく、どこで・何を狙うかが重要になります。
この記事では、DPSを使い始めた初心者が最初に意識するべきことを解説します。
DPSの本質は「相手を崩すこと」
DPSの仕事はキルを取ることだけではありません。相手に継続的にプレッシャーをかけて、相手チームの動きを制限・崩壊させることが本質です。
キルが取れなくても、相手のサポートを追い回して回復させない・相手タンクをボコボコにしてスキルを吐かせるだけでも十分な貢献になります。

キルできなくてもトレーサーで敵の裏から圧力をかけるだけで注意を奪い1vs3と4vs2の構図に。これで生き延びられれば味方はめちゃくちゃ楽に
優先ターゲットを意識する
相手の誰を狙うかは、ダメージの動きで最も重要な判断の一つです。基本的に優先するのは下記の敵です。
- サポートを狙う:相手のヒールを止めることでチーム全体の戦闘力を下げられる。最も効果的なターゲット
- 孤立している相手を狙う:チームから離れた敵は援護を受けにくく倒しやすい
- 体力が削れている相手を狙う:確実にキルを取れる状況を優先する
相手タンクは体力が多く倒すのに時間がかかりますが、削り続けることで後退させてスペースを作る効果もあります。ただしタンクに固執しすぎると肝心なサポートや孤立した敵を見逃しがちになるので、状況を見てターゲットを切り替える判断が大切です。

タンクの体力はサポートやDPSの倍以上。敵サポートが回復していれば倒すのは更に大変。
2人のDPSで役割を分担する
チームには2人のDPSがいます。2人が全く同じ動きをするのは非効率です。
- 1人はタンクと一緒に正面で戦う:チームの火力を支える役割
- もう1人はサイドや高台からエリアを取りに動く:相手の注意を分散させ、サポートや孤立した敵を狙う
試合中に「もう1人のDPSが何をしているか」を意識するだけで、自分がどう動くべきかが見えやすくなります。

同じ射撃系のヒーローが2人だと役割やポジションが被りがち。その場合は特に意識して役割を分担しよう
タンクが作ったスペースを活かす
タンクが前に押し込んでスペースを作ったとき、DPSがそのままタンクの裏に固まっているとせっかくのスペースが無駄になります。
タンクが前に出たら、DPSは展開して複数の射線を作ることを意識しましょう。相手が複数の方向から同時に狙われると、対応が難しくなります。
- タンクが正面を押さえたら、DPSの1人はサイドや高台に展開する
- 射線が増えると相手は誰を優先して対処するか迷う
- タンクへの集中砲火が分散し、タンクが生き残りやすくなるという相乗効果もある
「タンクが前に出た→自分も展開できる場所はないか」を反射的に考える習慣をつけるだけで、チームの動きが大きく変わります。
オフアングルを意識する
「オフアングル」とは、相手が主に注意を向けている方向とは別の角度から仕掛けることです。タンクが正面で相手の注意を引いている間に、DPSがサイドや背後から射線を作ることで、相手は対処しきれなくなります。
- 相手が全員タンクを向いているときがオフアングルの狙い目
- 真正面から突っ込むより斜め・横・高台からの射線の方が相手にとって対処が難しい
- ただし孤立しすぎると各個撃破されるので、サポートの視野も意識する

DPSが固まってるとこの1方向しか打てない

このようにバラければ複数の射線を作れる

画面内に脅威が多いと敵はどこを狙えばいいか迷ってしまう

嫌がった敵はムリに詰めてきて

オフアングルを作ったからこそ取れたキル
引き際を知る
ダメージは体力が少ないヒーローが多く、無理な突っ込みは即死につながります。
- 体力が半分を切ったら遮蔽に入って回復を待つ
- サポートから離れすぎたと感じたら一度戻るか回復パックを拾う
- 「もう少しで倒せる」という状況での無理な追いかけが最も危険。相手の有利な位置に踏み込んでしまいやすい

サポートも回復パックも無い時は物陰に隠れていれば自動的に回復する
サブロール別の動き方

DPSのサブロールは4種類あり、それぞれ戦い方が大きく異なります。
| サブロール | パッシブ効果 | 代表ヒーロー | 意識すること |
|---|---|---|---|
| フランカー | ヒールパックの回復量+75 | ゲンジ、トレーサー、リーパー | サイドから奇襲・陽動。サポートから離れる場面が多いためヒールパックの場所を覚えて積極的に使うことが生存の鍵 |
| リコン | HP50%以下の敵を壁越しで5秒間検知 | ファラ、エコー、ソンブラ | 削れた敵を逃さず仕留める。パッシブを活かして壁裏の敵を追跡する |
| シャープシューター | クリティカルヒット時に移動スキルのクールダウン短縮 | ウィドウメイカー、ハンゾー、アッシュ | 遠距離から正確に撃つ。ヘッドショットを意識することでスキルの回転率も上がる |
| スペシャリスト | キル後3秒間リロード速度50%アップ | ソルジャー76、ジャンクラット、メイ | 目標付近での集団戦で強い。1キルからの連続撃破を狙う |
ただ、サブロールはそのヒーローの「得意な動き方の傾向」であって、必ずその動きをしなければいけないわけではありません。
状況に応じて柔軟に動くことが大切です。
・フランカーのリーパーが正面でタンクを撃つ:高火力で近距離が得意なリーパーはタンクへの圧力も高く、相手は嫌がる
サブロールを参考にしつつも、「今の状況で何が効くか」を考えて動けるようになると一気に幅が広がります。まずはサブロールの基本を覚えて、慣れてきたら崩してみましょう。
初心者におすすめのDPSの動き方
最初はこの3つだけ意識しましょう。
- 相手のサポートを意識して狙う:タンクばかり撃ち続けない
- 体力が削れたら遮蔽に入る:無理な追いかけをしない
- もう1人のDPSと動きを分ける:同じ場所に2人固まって動かない
次の記事では、サポートロールで最初に意識するべきことを解説します。

