シーズン9のシステム調整内容が一部判明
本日開発者ブログが更新され、シーズン9のシステム面での調整内容が一部公開されています。
内容は下記のとおりです。
・離脱ペナルティが他モードに拡大
・離脱ペナルティが厳罰化(4回の抜けで一時BAN)
・チーター累計38万人BAN
・ブースティングも3.5万人BAN
・誤BAN時の対処法
「ディフェンス・マトリックス」シーズン9アップデート - ポジティブなプレイ環境の促進
「オーバーウォッチ 2」チームの取り組み「ディフェンス・マトリックス」は、おかげさまで2024年に入ってから、さらなる成果を見せています。
前回のアップデートでは、途中離脱の防止や、健全なコミュニケーションの促進、通報に関する透明性の改善に関する取り組みをご紹介しました。
シーズン9直前となる今回は、推薦システムの改善策と迷惑行為の防止策についてお話していきます。
推薦の重要性を高める
今までにいただいたフィードバックの中でよく聞かれた意見が、推薦システムの影響力を高めてほしいというものです。
チームもこのフィードバックに応えるべく、過去の数シーズンを通じて、推薦システムに大幅な調整を加えてきました。
シーズン7の中間アップデートでは、推薦レートの急落につながる要素の修正、フレンドとグループを組んでいるプレイヤーに対するペナルティの廃止を行い、シーズン8では、推薦レベルのアップをより簡単にすると同時に、レートがすぐに減少しないようにしました。
推薦システムにはこれまで、フレンド同士で推薦できないルールが設定されていました。
チームはこのルールを推薦システムの導入にあわせて意図的に設定しましたが、その一方で、プレイヤーがチームメイトを労う意欲を、相手がBattle.netのフレンドかどうかに関わらず大切にしたいとも考えています。
このため、シーズン9からこの制限を撤廃して、フレンド間でも推薦できるようにする予定です。
途中離脱の防止策に関する最新情報
前回お伝えしたとおり、クイック・プレイで途中離脱を何度も行ったプレイヤーに対するペナルティへ調整を加えました。
この調整は一定の成果を挙げ、以前よりもゲームを途中で離脱するプレイヤーの数が大幅に減少しました。
また、前回の「オーバーウォッチ 2」のアップデートにあわせて、過去20ゲーム中の途中離脱が6回に達すると最大4時間、参加が制限される新たなルールを導入しました。
シーズン9より、このペナルティの適用範囲をミステリー・ヒーローと、今後登場するヒーロー・マスターの「ガントレット」にも拡大する予定です。
アンランクのマッチを途中で離脱する理由は人それぞれという点には、チームも十分に留意していますが、今後は4回以上マッチを離脱すると、ゲームへの参加が一時的に制限されるのでご注意ください。
チート対策への取り組み
チート行為への対処は引き続き進んており、今後も状況をご報告していく予定です。
エイムボットやウォールハックなどのチートの使用は、競技としての「オーバーウォッチ」を台無しにする行為であり、ゲーム内の行動規範とエンドユーザー使用許諾契約の違反行為にも該当します。
チートの使用が発覚したプレイヤーには「オーバーウォッチ 2」のプレイ禁止の措置を取る所存です。
「オーバーウォッチ 2」のリリース以降、チームは380,000以上ものアカウントを、チート行為に及んだ事実を特定したうえでBANしてきました。
チート行為に及んだプレイヤーと意図的にグループを組んだとしてBANしたアカウントも35,000以上に上ります。
ゲーム中、チートしている疑いのあるプレイヤーに遭遇した際は、ゲーム内で通報ください。
アカウントへの措置に関する透明性
「オーバーウォッチ 2」は、ヒーローを主軸としたPvPのシューティング・ゲームです。
ヒーローごとに異なるプレイスタイルが、ゲームの面白さと、フレンドや全世界のプレイヤーたちとのマッチにおける興奮を生み出します。
しかし残念ながら、一部のプレイヤーが迷惑行為に走ることで、こうした面白さや興奮が台無しになってしまいます。
複数のマッチで同一プレイヤーに関する報告があった場合、チームはそのプレイヤーにメールで通知したうえで、アカウント停止またはチャットの禁止の措置を取っており、その後も迷惑行為が繰り返される場合は、アカウントをBANすることで、該当プレイヤーの処分を行っています。
アカウントへの措置を実施するにあたって、チームは公平性と透明性に十分に配慮したうえで、該当プレイヤーとのコミュニケーションを行っています。
よくコミュニティでアカウントの停止やBANに関する声が上がり話題になるケースを目にしますが、措置はたいていの場合、プレイヤーが実際に迷惑行為へ及んだ結果に過ぎません。
ただその一方で、チームの考慮が至らなかったケースも一部において存在します。
もしアカウントの措置を受けた原因がアカウントの不正使用であり、処分が公正でないと判断できる場合は、再審査をご請求ください。
チームが改めて精査し、最終的な判断を下します。
ただし、アカウントはプレイヤー自身の責任で管理するものです。
他のプレイヤーとのアカウントの共有はお控えください。
暴言や嘲笑は、相手が敵チームのプレイヤーかチームメイトかを問わず、また使用する言語に関わらず、不適切な行為です。
「オーバーウォッチ」をプレイする他の9人のプレイヤーも、あなたと同じくらいにゲームへ情熱を傾けています。
各マッチを良い内容にできるかどうかが私たち1人ひとりにかかっていることを、どうか忘れないでください。
今後も、プレイヤー全員が楽しめる、ポジティブな環境づくりにご協力いただけると誠に幸いです。
2月14日に開幕するシーズン9で、またお会いしましょう。