Blizzardの元従業員がPvEミッションの裏事情を匿名で公開
海外メディアのkotaku.comに対し、Bllizardの元従業員がPvEモードについてのインタビューに回答しています。
内容は下記にまとめました。
ブリザードの元従業員によるインタビュー回答まとめ-kotaku.com
・PvEキャンペーンはOW2の大きな柱として計画されていたが、現在はプロジェクトの進行が中断されている可能性が高い
・開発上のトラブルや「Blizzard Quality」と称される達成不可能なレベルの高い基準を追求させられ開発が停滞し、5年以上前からプロジェクトが前進しない状況が続いていた
・開発からの改善案やアイデアは黙殺され、何度も同じ作業をやり直し無駄な時間を過ごすことを余儀なくされた
・開発からの提案には『成功しなかったらどうするか?』という回答がほとんどで、プレイヤーが失望したらどうする?という問いには『心配しないでください』という回答しかなかった
・もし全てに明瞭な判断が下されていたらゲームは何年も前にリリースされていたはず
・当初は18か月ごとに3つのミッションをリリースする予定だった
・キャンペーン全体はまだリリースの準備ができていないが、すべてのミッションの作成への着手はされており、ある程度は出来上がっている
・Microsoftの買収後に行われた1月のレイオフは、PvEミッションに取り組んでいた開発者たちにも大きな影響を与えた
・レイオフされた従業員のほとんどはPvEに関わっていた開発者だった
・現開発チーム内のPvEへの意見は決して否定的ではないが、ますます悲観的になっている
・Activision Blizzardは、PvEの開発を正当化するために、ストーリーミッションの最初のリリース時に大きな売上を達成することを望んでいた
・しかし、ストーリーミッションは経済的にもプレイヤーの感情の面でもまったくうまくいかなかった
・その後ActivisionやMicrosoftがPvEを信頼しているとはまったく思えないため、PvEが日の目を見るという希望は薄い