再来週のミッドパッチでタンクが大幅強化
本日開発者ブログが公開され、5月15日に配信されるミッドパッチの内容について言及されています。
本ミッドパッチではタンクが大幅に強化されます。
内容は下記のとおりです。
タンクの強化内容
・タンクのノックバック低減率を30%から50%に増加
・アーマーのダメージ低減が「投射物1発あたりのダメージ減少量が5(最大50%)」に差し戻し
・自己回復パッシブが変更
-ライフ回復量は、ベースの回復量(10)にヒーローの最大ライフの5%を上乗せした数値に。
-例:ロール・キューのマッチでラインハルトを使った場合、戦闘を離脱すると1秒ごとにライフが20回復だったのが1秒ごとに45回復に
開発者のコメント
敵の猛攻を一手に引き受け、チームメイトがキルを取れるチャンスを作るのがタンクの役割です。
相手チームにとって大きな的となるタンクですが、タンクのライフを一気に削れるかに重点を置いているチーム編成が多いことからも、タンクの影響度の高さがわかるでしょう。
タンクが弱すぎると、排除系のアビリティを突破できなくなってしまい、こうしたアビリティの回避を余儀なくされます。
そんなタンクについて、皆さんからはこれまでに「すぐにやられる」、逆に「固すぎて倒せない」というフィードバックが寄せられています。
こうした意見を受けて、シーズン10中盤のアップデートでは、ある程度ヒットに耐えて戦闘で適度に生き残れるよう、タンクのバランスを調整します。
まず、タンクのパッシブ「ヘッドショットのダメージ低減」を25%に引き上げて、一気にダメージが発生する機会を減らします。
タンクのノックバック低減率も30%から50%に増やす予定です。
これにより、前線を維持できる機会がもっと増えて、排除系のアビリティに悩まされる心配がなくなると考えています。
また、タンクヒーローを対象とした、ゲームプレイ全体の調整を加えます。
その1つが、アーマーのダメージ低減の差し戻しです。
投射物1発あたりのダメージ減少量が5(最大50%)に戻るので、今後はリーパーやトレーサーのようなヒーローがラインハルトのようなヒーローを倒そうとすると、以前よりも手数が多くなります。
投射物1発あたりのバースト・ダメージが高いヒーローは、この変更後もタンクに対して効果を発揮しますが、こうしたダメージヒーローに対するカウンタープレイの手段はタンクに残されているので、大きな問題にならないでしょう。
フットワークの軽いタンクがより素早く前線に戻れるよう、ライフ回復のパッシブにも調整を加えます。
以前はヒーローを問わず、戦闘を離脱すると1秒ごとにライフが20回復していく仕様でしたが、今後のライフ回復量は、ベースの回復量(10)にヒーローの最大ライフの5%を上乗せした数値になります。
つまり、ロール・キューのマッチでラインハルトを使った場合、これからは1秒ごとに45回復していきます。
以上の変更点を組み合わせることで、タンクのプレイヤーが直面している問題点に対処しつつ、ゲーム全体のバランスを整えていきたいと思います。
このミッドシーズンのパッチが導入された後は、メタの大変動も見られることでしょう。