シーズン10でPTの仕様が変更
本日開発者ブログが更新され、シーズン10の調整内容について発表されています。
シーズン10では、パーティーの仕様にも調整が入る模様です。
内容は下記のとおりです。
ライバル・プレイにおけるフレンドとの協力プレイ
「オーバーウォッチ 2」の醍醐味といえば、フレンドとの協力プレイです。
しかしライバル・プレイでお互いのランクが離れていると、フレンドとグループを組んでも一緒にプレイできないこともあります。
シーズン10で導入される「ワイド・グループ」は、ランクにかかわらず、フレンドと一緒にライバル・プレイを楽しめるようにするための新要素です。
ワイド・グループについて具体的に説明しましょう。
グループ内でスキル・ティアとディビジョンが一番高いプレイヤーと一番低いプレイヤーの差が大きい場合、そのグループはワイド・グループとみなされます。
ダイヤモンドとそれ以下のランク帯では、スキル・ディビジョンの差が5よりも大きいとワイド・グループになります。
マスターのプレイヤーがグループに含まれている場合は、ディビジョンの差が3よりも大きいとワイド・グループとして扱われます。
グランドマスターまたはチャンピオンのプレイヤーがグループに含まれている場合、スキル・ディビジョンの差にかかわらず常にワイド・グループとみなされます。
この新たなキュー・システムには、一得一失の面もあります。
その1つが待ち時間の延長です。
これは、ロール間の実力差を可能な限り考慮して、他のワイド・グループとのマッチングを行う際に起きます。
たとえば、グループがプラチナ・ランクのプレイヤーとブロンズ・ランクのプレイヤーで構成されている場合、極力公平なマッチを実現するために、ランク差が似たグループとのマッチングを試みます。
時には自分とかけ離れた実力を持つプレイヤーが対戦相手となり、マッチングのバランスが取れているように見えないケースにも遭遇することでしょう。
ただし、こうしたケースがライバル・プレイのランク変動に及ぼす影響度は限られているので、そこはご安心ください。
また、ワイド・グループでプレイした場合、マッチ終了時に新たな補正が適用されます。
低ランク帯のプレイヤーが高ランク帯のプレイヤーの助けを受けてすぐに高ランクへと昇格するのは公正と言えないため、グループ内のランク差によっては、ランクの状況がまったく変化しないこともあります。
この新補正が、高ランク帯のプレイヤー間で横行している、低ランク帯のフレンドに対するランク引き上げ行為の抑制につながると見込んでいます。
単独のプレイヤーは、他の単独プレイヤーか「ナロー・グループ」(ワイド・グループとは逆に、ランク差が「小さい」グループ)とのみマッチングし、ワイド・グループを相手にプレイすることは決してありません。
また、単独のプレイヤーとワイド・グループがマッチングしない関係で、ワイド・グループの人数は必然的に3人までに制限されます。
ワイド・グループの導入は、フレンドとプレイする目的で別アカウントを作成するプレイヤーの減少にもつながることでしょう。
ワイド・グループ関連のアップデートは、シーズン10の開幕と同時に実装されます。