【OW入門】全ロール共通「立ち回りの基本」を学ぼう
ロールや使うヒーローに関係なく、全員が意識するべき立ち回りの基本があります。
エイムや個人技より先に、この記事の内容が身についているかどうかの方が試合の勝敗に直結します。「なんとなくやってるけど勝てない」という人は、ここを見直すだけで大きく変わります。
チームと一緒に動く
OWは5人で戦うゲームです。1人で突っ込んでも5対1になるだけで、どんなに強いヒーローを使っていても不利です。
基本的な考え方はシンプルで、チームと一緒に動くことです。味方の動きが分からなくなったら、まずグループに戻ることを優先しましょう。
- 味方が全員準備できてから目標に向かう
- 1人だけ先行して攻撃しない
- チームが倒されたあとは焦って単独で戻らず、味方のリスポーンを待ってから一緒に動く
ヒーローによっては単独行動をするべきキャラもいます。ですが、単独行動でも「敵に攻撃するタイミング」は合わせないと数の力で各個撃破されてしまいます。

まだ味方は生き返ったばかりで後方に=合流するまで攻めるのは待とう
リグループ(グループアップ)のタイミング
試合中、戦闘が敗北濃厚になり、チームが散り散りになってしまう場面がよくあります。そういうときは無理に戦わずいったん集合する(リグループ)し、改めて次の戦闘へ挑むことが重要です。
リグループすべきサインは主にこの3つです。
- 味方が2人以上倒されている:残った人数で戦っても不利なことが多い
- 味方が倒れてULTが1つも貯まっていない:手札がない不利状態で戦うのはリスクが高い
- 体力が全体的に削れている:回復を待ってから仕掛けた方が勝率が上がる
「もう少しで倒せるかも」という気持ちで追いかけてバラバラに倒されるのがOWでよくある負けパターンです。引き際を判断することも立ち回りのうちです。

味方2人死んじゃったからいったんリグループしようかな
ステップアップメモ:
無理に粘って時間をかけた後に倒されてしまうとリスポーン→リグループまでに余計な時間がかかってしまいます。
何度も時間をムダにすると敵と交戦するチャンスが減ってしまうので、状況によっては自分からわざとキルされる動きも重要になります。
今チームが有利か不利かを把握する
試合の流れを読むためのシンプルな指標があります。
- 人数有利:相手より多い人数で戦える状況。積極的に動くチャンス
- 人数不利:こちらの方が少ない状況。無理に戦わずリグループを優先
- ULT有利:こちらに使えるULTがある、または相手がULTを使い切った直後。攻めるタイミング
- アビリティ有利:こちらに使えるアビリティがある、または相手がアビリティを使い切った直後。攻めるタイミング
難しく考えなくていいです。「今何人いるか」「ULTが使えるか」「アビリティはあるか」の3点を試合中に意識するだけで、動くタイミングの精度が上がります。

タンクとDPS(ダメージ)が死んでヤバい…でも敵にアビリティは使わせたしアンランのULTが溜まる!

→人数不利でも強力なULTを使って逆転!という場面も全然ある。人数不利=100%敗北ではない
ピンでチームに伝える

OWにはボイスチャットがなくても意思疎通できるピンシステムがあります。積極的に使う習慣をつけるだけで、チームの動きが大きく変わります。
- 敵ピン:敵の位置を発見したら即座に共有。視界外の味方にも情報が届く
- 注意ピン:危険な場所・引くべき状況を伝える
- 集合ピン:リグループしたい時に打つ
慣れてきたら、ピンを使わなくても行動そのものでチームに意思を伝える/把握することもできます。タンクが前に出れば「ここで戦う」サインになり、止まって引けば「今は戦わない」という合図になります。ピンに加えて味方が何をしたいか、自分が何をしたそうに見えるかを少しずつ意識してみましょう。

リグループ出来てない時は「集合」
遮蔽を使う・射線を切る
OWでは遮蔽物(壁・柱・段差など)を使うことが生存の基本です。開けた場所に立ち続けると、複数の相手から一方的に狙われます。
- 遮蔽に入る:体力が削れすぎたら迷わず壁の裏に隠れる。被弾しながらだとサポートの回復が間に合わない
- 射線を切る:「相手から見えない・撃てない位置」に移動することで、一方的なダメージを防ぐ
- 角から出る・戻るを繰り返す:いわゆる「角待ち」「ピーク」。開けた場所に居続けるより遮蔽越しに戦う方がずっと安全
死にやすいと感じたら「遮蔽に入れているか」を最初に確認しましょう。遮蔽を使うだけで生存時間が大幅に伸びます。

道の真ん中は撃たれ放題

壁は無料のバリア。遮蔽と友だちになりましょう
イニシエート(仕掛けるタイミング)を見極める
集団戦には必ず「最初に仕掛ける側」が存在します。これをイニシエートと呼びます。
良いイニシエートは試合を一気に動かし、悪いイニシエートはチームを崩壊させます。
初心者のうちは「自分からイニシエートする」より、タンクが動いたタイミングに合わせて動くことを意識しましょう。タンクが前に出たら続く、タンクが引いたら一緒に引く——これだけで試合の動きにズレが生じにくくなります。

タンクが前に出た!合わせよう!

一緒に前に出て…

敵を撃破!

時には敵の後ろに回り込むことも
エリアを取るという考え方
遮蔽を使って生き残ること、イニシエートのタイミングと同じくらい重要なのが、有利なエリアを取るという意識です。
OWは「どこに立つか」で有利不利が大きく変わるゲームです。タンクの後ろに全員が固まって撃っているだけでは、相手のエリアを崩せず膠着するだけになりがちです。
- タンク:チームが戦いやすいスペースを前に作る。前に出てエリアを押し広げる役割
- ダメージ:2人のうち少なくとも1人は、タンクの裏で撃つだけでなくサイドや高台などエリアを取りに動くことでプレッシャーをかける
- サポート:エリアを取りに行ったダメージを無視しない。視野を広く持ってケアすることでチーム全体の動きが成立する
最初から完璧にやろうとしなくていいです。「タンクの裏だけじゃなく、もう少し広く動けないか」「敵はどこから撃たれたら嫌がるか」を意識するだけで試合の見え方が変わります。

タンクの裏から撃つだけじゃ膠着状態…

ソルジャーは足が早くて逃げれるから裏に回ってエリアを広げようかな
結果:アナがULTをあわせてくれてチームキル
サブロールを意識しよう

OWのヒーローには3つのメインロール(タンク・ダメージ・サポート)に加えて、さらに細かく分類された「サブロール」が設定されています。サブロールによって固有のパッシブ能力が異なるため、同じロールでもヒーローごとの強みや立ち回りが変わります。
| ロール | サブロール | 特徴 |
|---|---|---|
| ダメージ | フランカー | 機動力で奇襲・陽動が得意。ヒールパックの回復量がアップ |
| リコン | HP半分以下の敵を壁越しで検知できる | |
| シャープシューター | クリティカルヒット時に移動スキルのクールダウン短縮 | |
| スペシャリスト | キル後3秒間リロード速度50%アップ | |
| タンク | ストールワート | ノックバック・スロー効果を40%軽減。前線維持が得意 |
| イニシエーター | 空中から突撃後に体力回復。ダイブ戦術向き | |
| ブルーザー | クリティカルダメージ25%軽減。HP低下時に移動速度アップ | |
| サポート | メディック | 味方を回復した量の25%分自己回復 |
| サバイバー | 移動スキル使用時に自己回復が発動 | |
| タクティシャン | ULT発動後に余剰チャージを次のULTに持ち越せる |
最初はどのサブロールかを意識しなくてもOKです。ただ、使っているヒーローのサブロールを知っておくと、自分の強みを活かした立ち回りのヒントになります。各ヒーローのサブロールと詳しい立ち回りはロール別の記事で解説します。
目標を意識する

OWの目的はキルではなく、目標の制御です。どんなに相手を倒しても、目標を取れなければ負けます。
- ペイロードは押していないと止まる。常にカートの近くにいる意識を持つ
- エリア系モードは人数が多い方がゲージの進みが速い。状況にもよるが乗り続けることが仕事
- 相手を倒した後、キルを追いかけるより目標に戻る方が価値が高い場面も多い

ペイロードは近くにいないと進まない=キルだけじゃ絶対勝てません
まとめ
立ち回りの基本は、突き詰めるとシンプルです。
- チームと一緒に動く。1人で突っ込まない
- 不利な状況はリグループして仕切り直す
- 人数・ULTの有利不利を意識して動くタイミングを判断する
- 有利なエリアを取って
- ピンや行動でチームに意思を伝える
- キルより目標を優先する
次の記事では、ロール別の最初にやるべきことについて解説します。
